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「『東京マダムと大阪夫人』」(borujiaya) はてなブックマーク - 『東京マダムと大阪夫人』 | borujiaya「『空の男』(『東京マダムと大阪夫人』の高橋貞二)」(borujiaya) はてなブックマーク - 「空の男」(『東京マダムと大阪夫人』の高橋貞二) | borujiayaにつられて、『東京マダムと大阪夫人』ならば、すでに著作権保護期間切れだし、YouTubeにも……と思って覗いてみたのだけれど、残念、どなたも上げて下さっていない。とはいえ、とついでにあれこれ覗いていたら、五所平之助『猟銃』、『猟銃』といえば山本富士子さまに岡田茉莉子さまご出演の作品というわけでうっかりついつい見てしまった(cf. 五所平之助 猟銃[ググる!])。映画としては、なんだか原作超ぶちこはしのお話の運びだわ山本富士子さまが全然きれいに撮れていないわ佐分利信は相変わらず大根だわその他いろいろだわで、僕としては他人様ひとさまにお薦めしたくなるような作品ではなかったのだけれど、ただ一点、岡田茉莉子さまのご尊顔が素晴らしく撮れていた*1ことに感動した。

岡田茉莉子さまといえば、僕の頭の中では小津作品中のちょいとおきゃんな感じのお嬢さんか若奥さんかなのだけれど、ここで見られる凄みが少々利いたご尊顔もまた崇拝するに値するものだったのだ。茉莉子さまのご尊顔が美しく撮られている場面はいくつもあるのだが、とくに山本富士子さまの通夜の場面、横たわる山本富士子さまの前での岡田茉莉子さまと佐分利信の会話のシーン、表情の微妙な展開は、もうこれだけでイチコロ級のものであって、人類70億すべからく茉莉子さまの前にひれ伏す以外ありませんね。うーん。


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ひれ伏した後はこれを読むべし。しかし表紙カバーの『秋津温泉』のスチールも素晴らしいですね。うーん。

読めば「~と思われてなりません」系の反復が何かしら心に残る。cannot help -ingのヒトなのだな。


  • 注1 とはいえ、画質がひどいのだけれど。あと「ただ一点」というのは言葉の調子でそう書いただけで、実は若い鰐淵晴子さまにもちょいと心を動かされたし、和室のシーンに関しては美術だって悪くなかったかな。