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最終更新日時 : 2018-04-29 12:26:06  

4月27日韓国北朝鮮首脳会談の折の映像、YouTubeでの観察範囲内から適当に拾ったものを再生リストにまとめてみた。AFPのように埋め込み再生出来ないものは除いてある。CNNはYouTubeのチャンネルでは公開されていないみたいだけれど、「See Kim's security guards run alongside limo」(CNN)hatebuと自社ページで取り上げている。他にもYouTubeでテケトーに検索してみると、欧米のマトモな報道関連チャンネルやコピペ野良ものチャンネルも多く取り上げている。よほど奇妙に見えたんだろうなぁ。


孔明の罠、引用用

日中メディアの受止め(違

世の中の大概について疎いのだけれど、とくにこういう方面のことはさっぱりわからない。だから、母が見ていたテレビにコイツが映っていたときも奇妙なものを見たという印象以外何も思い浮かぶ事柄がなかった。でも、そういう印象を抱くヒトは存外多かったということなんだろうか。ネット上観察範囲では、日本や中国のメディアのYouTubeチャンネルが取り上げた例が見当たらない。そういう地域ではさほど奇妙でもなかったということなんだろうか。

実際のところ、今日的な暗殺手段を駆使すればこの程度のボディーガードがいようがいまいが危険性にさしたる違いは生じないように、少なくとも素人目には見える。それとも素人には推量り難い効用があるのだろうか。外交の場でウケがとれるとかそういうありそうにない効用以外全然見当がつかない。

それでもなんとなく思い浮かべたのがアンドリュー・パーカー『眼の誕生』に出ていた話。

オーストラリア大陸の入植者たちは、1930年代*1にパプアニューギニア高地へと分け入り、そこでまだ石器時代のくらしを続けていた人々に出会って驚愕した。そこにいた部族は、平和と戦争状態とを交互に繰り返しながらくらしていたのだ。

ニューギニアでは、1980年代末にいたるまで、戦いに槍、矢、楯が使われていた。楯は樹木の幹を削ってつくられ、通常、それをもつ人間の背丈ほどの高さがあった。そして楯には、地元で採れる顔料を使って幾何学模様が描かれていた。人類学者たちはさっそく、その模様の意味を解釈しようとしたが、それはまるで見当違いの試みだった。もともと模様には意味などなく、ただ敵を威嚇するために描かれたものだったからだ。戦士たちは自分の体にも彩色をほどこして、「恐ろしげな輝き」を与えていた。楯をたずさえた戦士の派手ないでたちは、祖先の霊に守護されていることを敵に知らしめるものであり、長い槍が恐ろしさを増強させていた。彩色は、戦士の恐ろしさを誇示するための警告色だったのだ。その一端を担う武器も、装飾だった。戦士の彩色には、戦いをまじえずして敵を降伏または退散させる効果もあったのかもしれない。

よろいすたれてからも、19世紀に入るまで、ヨーロッパの軍隊は警告色を採用していた。赤と白の派手な軍服と背の高い軍帽には、敵に対する警告メッセージが込められていた。従来の鎧と同様に、大きな軍帽には、体を実際以上に大きく見せる効果があった。大きければ大きいほど、敵に与える脅威も増す。また、非の打ちどころのない軍服姿は、完璧に統制のとれた軍隊を象徴するものだった。当然ながら、果敢な機動作戦に出てくるにちがいないと、敵は警戒する。それこそが、使命を自覚した軍隊の姿でもあり、ともかくも敵の目にはそう映る必要があった。

アンドリュー・パーカー『眼の誕生』渡辺政隆・今西康子訳、草思社、pp.129-130

パプアニューギニアやら18世紀のヨーロッパ軍隊やらを持ち出したりするとお叱りを受けるかもしれないけれど、まぁ思い起こしちゃったんだからしょうがないですね。

で、ボディーガードのジョギングには、何かしら敵対する相手への、そういう原始的感情、不安感やら恐怖感やらに訴えかける力ならひょっとするとあるのかもしれない。で、今日21世紀において何がおっかないか、不安や恐怖を引き起こすかとなれば、そりゃぁ、非合理でわけのわかんないことが平然と行われていることほどおっかないことはないということになる。意味なくボディーガードがリムジンといっしょにジョギングしていなきゃいけないのか。しなくていいに決まっている。ならばこれは実に狂気じみた振る舞いではないか。というわけで、実はこれほど今日周囲を威嚇するやり方はないのかもしれない。12人のボディーガードは、いわば楯に描かれた幾何学模様なのであって、それ自体に何か合理的な意味を読み取ろうと思うのは「見当違いの試み」ということになるのだな、たぶん。

いやしかし、こういう幾何学模様の風は「なんちゃら抑止力」といったものの別ヴァージョンだな、と思えて来ないでもないわね、とまたいい加減なことを一つ。


首脳会談の成果について論評しない。僕がしたって意味がない\(^o^)/。ただし、変わるときは急に変わるのが世の常。そういうとこいらへんを心にとめておくくらいはしておきたい。それくらいの感想は書いておいてもバチは当たらないかな。

だな。


眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く
アンドリュー・パーカー
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どうも未だ文庫化も電子書籍化もされていないみたい。おっもしろぉいのにぃ。手許にあるやつの奥付を見ると《2006年3月3日 第1刷発行/2006年3月24日 第2刷発行》とある。その後の増刷具合は知らないけれど、単行本の売れ行きとしてそんなに悪いものではなかったんぢゃないのか。翻訳権の延長が取れなかったとか内容が致命的に誤っていたというような話も聞かない。草思社なら草思社文庫で出しちゃったほうが儲かるんぢゃないのかなぁ。そういうもんでもないんですかね。う~ん。


  • 注1 原文縦書、算用数字。以下同様。


最終更新日時 : 2017-12-13 16:37:44  

いつぞやの「AI⇒ベーシック・インカム?/The Rise of the Machines – Why Automation is Different this Time」hatebu、その予告されていた続篇に相当するのかな、と思われるヴィデオ*1が、Kurzgesagt – In a NutshellのYouTubeチャンネルで先日公開された。日本語字幕がpigeon1914さんhatebuの提供で利用可能になったので、ここでも紹介しておく。

再生画面右下の「CC」ボタンのクリックで字幕表示がオン・オフできる。赤い下線が出ていれば表示、出ていなければ非表示。歯車ボタンをクリックすると字幕で使用したい言語の選択その他の設定メニューが現れる。そこで「Japanese」を選択すれば日本語字幕が利用できる*2。そこいらへん、再生前、ポーズ(一時停止)しておいて作業すれば、最初から日本語字幕でヴィデオが見られる。


受験生くんへ

一応、このヴィデオだけでも独立して見られる内容になっている。でも、ベーシック・インカムの必然性がマジメな議論になり得るのかピンと来ないヒトは、「AI⇒ベーシック・インカム?/The Rise of the Machines – Why Automation is Different this Time」hatebuのほうも見ておくといいんぢゃないかな。ひょっとして入試の小論文で……というようなあたりが気になるヒトの場合はとくにそう。

そのへんのヒトは、へぇ、そんなこともあるものなのかぁ、とわかったつもりになってオシマイにするのではなく、ちゃんとメモして頭に入れられるといいなぁ。たとえば、実際に自分の文章の中に見た内容を活用する場合、《ある調査によれば……》ではなくて、《世界銀行の調査によれば……》、《世界銀行の2013年の調査によれば……》といったふうに書けちゃう、ってな感じで。細かいところを気にしすぎるのもアレなんだけれど、まぁ。

あとは、ベーシック・インカムに囚われず、貧困格差問題を考える上で役に立つかも、くらいのつもりで、メモした話とその他関連した話題との関係を自分で考えてみること。たとえば、「【緊急声明】生活扶助基準の引き下げを止めてください」(特定非営利活動法人自立生活サポートセンター・もやい)hatebuのような、日本の現在の貧困対策の貧困みたいなやつ。どう考えるかまではここで面倒見ませんがぁ、あんまりネットに頼ってばかりだと、このへんかなぁり信用できない話も多いから、これまでなぁにも考えて来なかったというのなら、マトモな新書の一冊でも、大慌てで目を通すくらいのことはしておいていいんぢゃないか。センター試験後でもかまわないから。

ベーシック・インカムそのものが直接問われなくても格差貧困なりAI・ロボット問題なりを考えるヒントとなる話は、「AI⇒ベーシック・インカム?/The Rise of the Machines – Why Automation is Different this Time」hatebuとセットで見ればいろいろ得られるはず。というわけで、とりあえず冒頭のヴィデオはお薦め。


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来春の入試に間に合う必要のない向きには、こちらがお薦めかしら。


  • 注1 続篇であるとの断りがないし、先のヴィデオとの関連の説明も登場しない。だから、続篇ではなくこれ自体独立したヴィデオということになるのかもしれない。けれど、先のヴィデオの終わり方からすれば、続篇もユニヴァーサル・ベーシック・インカムの説明になるはずだったわけだから、これを続篇のつもりで見ることは充分に可能だろう。
  • 注2 再生画面にFlashが用いられていた頃の埋め込みパラメタでは、日本語字幕が表示されない。「YouTube 埋め込みプレーヤーとプレーヤーのパラメータ  |  YouTube IFrame Player API」(Google Developers)hatebuにしたがってもうまくいかない。ご存知の方、やさしくご教示賜れますようm(_ _)m


最終更新日時 : 2017-05-10 11:53:35  

他人様ひとさまtweetなのに「埋草」なんて、失礼なヤツですみません。

でも、これ気が利いているというかあったまいい!というか、な感じぢゃないですか。とりあげないわけにはまいりませんわね。

パッと見でアレ?と戸惑い、次の瞬間なるほどぉと唸って笑い、己が身を振り返ってシミジミしちゃう\(^o^)/という刹那のドラマが仕組まれているというような。

ネタ元はミュラー・リヤーの矢[ググる!]。同じネタを扱ったヴィデオを「本日の備忘録/ミュラー・リヤーの鉛筆」hatebuで紹介したことがある。その他錯視に関しては、「本日の埋草/錯視に民族差があるなんて知らなんだぞなもし」hatebu。ついでに覗いてやっていただけるなら幸甚。

未復旧エントリにも錯視を扱ったのがいくつかあったんだがなぁ。うーん。


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最終更新日時 : 2017-03-19 11:52:11  

すべてが無理太郎 (@kbtysk33)さんのtweetshatebuで流れてきたRT、50年ということはもとより、日本に「発祥の地」があるなんて知らなかった。ついでながら、やっぱりあれは「点字ブロック」と呼んでいいものだというのも*1

「発祥の地」、しかしこのtweetだけではどこなんだかわかんない、というわけでググってみると、

視覚障害者の道しるべとなる点字ブロックが世界で初めて岡山市に敷設されてから丸50年を迎えた18日、記念シンポジウム(点字ブロックを守る会、山陽新聞社主催)が同市北区柳町の同社で開かれた。関係者が半世紀の歩みを踏まえつつ、ブロックの意義や正しく利用する意識を社会に広める必要性を再確認した。

視覚障害者ら約200人が参加。岡山県立岡山盲学校元教頭で、市民有志らでつくる「守る会」会長の竹内昌彦さん(72)が「点字ブロックは発明者の三宅精一さん(故人)をはじめ多くの人の熱心な活動により全国に普及した。健常者と障害者が共に理解を深め命の道を守っていこう」とあいさつした。

「岡山で点字ブロック50年シンポ 「命の道」守る重要性を確認」(山陽新聞)hatebu

三宅精一、「地方の発明者」というような括りだと変な色のついた印象を持ってしまいかねないが、「点字ブロックの発明」(ユニバーサルマインド?)hatebuによると、そういうタイプのヒトとはかなり趣を異にするようだ。

点字ブロックの理解の為に、県や市に、点字ブロックを寄贈していった、更に、振動で信号の色を知らせる、振動触知式信号機を開発、寄贈し、その開発費に多大な私財を更に投ずる事になる、しかしながら注文はおろか、問い合わせの電話すら無い状態で、経済的に非常に苦しい時代がつづきます、障害者を理解するユニバーサルマインドなど皆無で、今では差別用語となっている障害者を表す言葉が、公然と使われていた、そんな時代でした。

というような話も出ていて、振動触知式信号機も彼の発明品だったのか、と驚くことになる。

その他概要は僕がごちゃごちゃ説明するより、以下のヴィデオを一通り見るが吉。

simpleshowとなると、当然英語版、「The History and Benefits of Tactile Paving」(simpleshow、YouTube)hatebuもある。いずれも、昨今流行りのやたら田舎臭いニッポンちゃちゃちゃ♪にさほどはなっていないおかげで、こちらの羞恥心を刺激されないところがいいぢゃないか。


と、そんなこんなはさておき話を元にもどすと、件の点字ブロック発祥の地は、「原尾島交差点」(岡山市中区原尾島3-16-11)ということで、

と、ストリートヴューでも確認できた。右端のヤツ、どういう撮影の案配なんだか、「ブ」の字が抜けてますけどね\(^o^)/


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貧乏人割引とかないもんですかね。うー。

しかし点字ブロックもちゃんと品揃えなんですね、アマゾン。


  • 注1cf. 「本日の埋草/改行・インデント問題」hatebuの本文末尾。だって、ブロックの上に「点字」が浮き出ているわけではないんだもん。
  • 注2 しかしなぁ、YouTubeの自動生成字幕、英語はかなり精度が高いものの、日本語となると相変わらずお話にならない。試しに再生画面右下の「CC」アイコンをクリックして見るとよくわかる。これぢゃぁ、せっかくの点字ブロックの紹介が点字ブロックを生み出し広げてきたヒトビトの意志を裏切っているとしかいいようがないですね。うーん。

最終更新日時 : 2017-01-08 12:03:10  

夜中のエントリ*1で取り上げたヤツ、う~ん、やっぱりそれなりに有名だったのか。2013年1月の公開とはいえ、現在*2、707,275に再生回数は及んでいる。

別冊 日々の与太 » 本日のご提案/夏休みの自由工作にどうかしら?

https://www.youtube.com/watch?v=ZqzjAmPFND8 これですね。
http://www.coroflot.com/deanocallaghan/Water-Droplet-Automataに画像や簡単な紹介、製品化に向けた話あり。

2017/01/08 01:42

っと、machida77さんからはてブ経由でご教示を賜ったヴィデオm(_ _)m

こちらのYouTubeヴィデオは、「Water Droplet Automata by Dean O'Callaghan」(Coroflot.com)hatebuを見るかぎり、作者さん自身の手になるもののと見て間違いないようだ。こちらの公開は2014年3月。2016年8月に追記があって《Still working on a commercial design, it is proving a challenge to get the components to a point where it is easy to both ship and assemble. It is all very fragile》と記されている。

デザイナーさんの作品で商品化も考えられているとなると、これをまんま夏休みの宿題として提出するのは問題があるだろう。バレなきゃいいってんぢゃぁ、教育的にどうなのよ? ってことになっちゃうしね。

というわけで、とりあえず提案は取り下げ。


商品化、個人的には、木工のキットを作るより、アクリル板を使って電動のインテリア製品として店舗向けに売り出すというようなのが似合っていたりするんぢゃないかと思うなぁ。代官山か原宿あたりの小洒落た喫茶店、全面ガラスの通りに面した座席脇に、アクリル製のこれが並んで動いているのって、それなりにチャーミングだったりしないかな。もちろん、メカ部分も見えるようにしておく。電動機だけはちょいと野暮だから、見えないようにしておかなきゃいけないけれど。

そういうのって、目に愉しいだけではなくて、それなりの客寄せにもなるんぢゃないかな。ならんかなぁ、う~ん。


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  • 注1「本日の提案/夏休みの自由工作にどうかしら?」hatebu。当初タイトルは以下に示すmachida77さんのブコメ引用中にある通り、「本日のご提案」としていた。基本的に「ご」や「お」の丁寧の接頭辞は、相手に所属するものに対してつけられる。「提案」は理屈としてはこちらのモノであって本来はこの接頭辞は不要である。でも、実際に使われる場面ではしばしば「ご提案させていただきます」のように使われることが多い。迷った挙句つけちゃったんだけれど、このエントリを書いているうちに考えが変わっちゃった。というわけで外した。いい加減なヤツですみませんm(_ _)m
  • 注2 2017年1月8日午前11時33分。

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