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最終更新日時 : 2017-02-23 20:55:21  

YouTubeの日付で17日公開の映像*1、21日に改めて公開された。19日から始まっている「IMAGES OF INTERNMENT: THE INCARCERATION OF JAPANESE AMERICANS DURING WORLD WAR II」*2のプロモーションということのようだ。プロモーション用とはいえ、一通りこちらになにがしか迫るところのある写真だと思う。ついでにNATIONAL ARCHIVESでは、「Japanese American Internment」(National Archives)hatebuが設けられた。英語を読むのは面倒臭いが映像資料を眺めているだけでも、感じるところはあるだけのものになっている。

撮影者である Dorothea Langeについては、「Dorothea Lange ドロシア・ラング」(Yasufumi Merui)hatebuが、手っ取り早い。写真も多めにということなら、「ドロシア・ラング」(アジェ・フォト 作品とプロフィール 世界の有名写真家・写真集・名言集・動画 YouTube)hatebu。彼女の活動の中心的な部分は、英文だけれど、「How Dorothea Lange Taught Us To See Hunger And Humanity」(The Salt : NPR)hatebuかな*3「ドロシア・ラング」(Wikipedia)hatebuも、ちょっと整理が足りないような気もするけれどついでに。

1941年には、素晴らしい写真が讃えられてGuggenheim奨学金を得たが、真珠湾攻撃の後日系アメリカ人の強制収容を記録するため奨学金を辞退した。強制収容所に移送される日系アメリカ人を取材した。彼女が撮影した日系アメリカ人女児の写真は、何の犯罪を犯していなくても拘留することが出来るというこの政策を思い出させるものになった。

彼女の写真は明らかに批判的だったので軍によって没収された。現在彼女の約800枚の没収された写真は、アメリカ議会図書館で閲覧することができ、写真部門のウェブサイトでも閲覧可能である。

「ドロシア・ラング」(Wikipedia)hatebu

とあるあたりの写真から適当に取捨選択したものが冒頭のヴィデオなんだろう。

「IMAGES OF INTERNMENT: THE INCARCERATION OF JAPANESE AMERICANS DURING WORLD WAR II」は、日系アメリカ人の収容につながった「大統領令9066号」の署名・発令(1942年2月19日)から75年を迎えたことを受けてのものということだけれども、今の時期に盛大に行われればそうしたただの記念行事以上の意味を持つことになる。実際のところ、主催者側もそのことをそれなりに意識しているみたいに見える。たとえば、開催に先立って行われた講演では、ミスター・カトーことジョージ・タケイが登壇している。どんな講演内容だったのかは未確認なのだけれど、ここのところの活動からすれば、トランプ政権下でのイスラムフォビアをめぐる議論が登場しなかったとは想像しにくい。

「Deocracy Now!」のチャンネルで今月20日公開のヴィデオ。ここんところは、こういう話一筋かな。George Takei (@GeorgeTakei) | Twitterhatebuなど参照されれば、そのへん一層よくお分かりいただけると思う。


と、こう並べて感じざるを得ないのは、僕たちの社会の文化的歴史的荒涼である。過去を振り返るだけで現在の愚行が照らし出されるというのは、現在の不幸であるには違いないのだけれど、史料の類が、つまりは歴史が整理され共有されているからこそ可能なことでもあるのだと考えると、翻って見るに、というあたりの覚束なさに否応なく逢着することになる。不幸からさえ見放された荒涼。


Impounded: Dorothea Lange and the Censored Images of Japanese American Internment

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最終更新日時 : 2017-02-09 19:47:56  

シールズが盛り上がっていた時期、安倍晋三の肖像にちょび髭を描き加えてヒトラーになぞらえたと見えるイラストを用いたプラカードが話題になっていたことがある。ツイッター上には、そんなやり方をするのは日本のサヨクだけだ*1、みたいなことをおっしゃる方がいらしたけれど、どうも海外のデモ報道を見ているかぎりでは、そんなことはない。しょっちゅうあるとまでは云えないまでも、珍しいとも云えない頻度で登場しているのではないか。そうは思っていたのだけれど、そのときはまとまった証拠を示す準備もなかったので黙ったままで過ごしてしまった。

ってなことは、もう何を今さらなんだけれど\(^o^)/、その後、とりあえずなんとなく備忘録的に拾った映像を並べてみる。出典はいずれも僕がチェックしたYouTube上の報道から。見つけたからといってすべてを拾っているわけでもない。気まぐれに、その一部をたまに拾ってみたという程度。だから非常に限られた範囲でのこと。要するに実際はもっとずっと多い。何にしても、批判対象をその性格に応じてヒトラーとかその他独裁者になぞらえるということ自体は、いろんなところで見受けられるもんです、というには充分かな。

いちいちソースとなった報道へのリンクを設けるのは面倒なのでパス。確認なさりたい場合は、映像右下に拾ったYouTube再生ページのURI(URL)が記されているので、ソイツを辿ってみていただきたい*2。画像をきれいに加工してインチキをカマすような技術はあいにく今のところ持ち合わせていないので、基本的にそういう映像が報道されたという点においては信用していただきたいところ。

ここでいう「以前」は冒頭のヤツ。冒頭のヤツ以前にも拾ったのがいくつかあったような気もするんだけれど、ツイートを遡るのが面倒臭い。

なりますね。

右のが目立つかもしれないけれど、左の紙幣デザインのほうにも注目。それにしても、安倍晋三であれドナルド・トランプであれ、チョビ髭を描き加えるだけで、だれになぞらえたアレなのかがたちどころにわかるというあたり、ヒトラーの造形的呪縛の力には凄まじいものがあるんだな。う~ん。


番外篇

トランプの肖像はないけれど。

別に独裁者になぞらえているというわけぢゃぁないけれど、面白かったからついでに。

デモでではないし、ヒトラー、ナチスが登場しているわけではないけれど、似たようなアレではありますわねぇ。もちろん、並べて褒め称えようとしているのだ、と見る見方もあり得なくはないんだろうけれど。トランプはプーチンを尊敬しているのだそうだから、かえって喜んぢゃうかもね。


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朝日新聞のサイトで連載されていたものに手を入れての編集なのだそうな。


ヒトラー(上):1889-1936 傲慢
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ヒトラー(下):1936-1945 天罰
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分厚さもさることながら、なかなかのお値段\(^o^)/。当分手が出ませんわね。


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というわけで訳者さまの著書のほうに手を出すことになる。

どうも巷間云われるような国民にとっての善政みたいなのがヒトラーの手によって行われたとする見方は大いに怪しいみたいだし、ヒトラーの武勇伝みたいなのもあらかたが嘘デタラメだったということみたいだ。そういうことが、以前、ではなく最近になってどんどん明らかになってきたというところが大事なんだろうな。そのへんの概略は、「本日の備忘録/東京大学大学院教授 石田勇治『ヒトラーとは何者だったのか』」hatebuで紹介したヴィデオを参照されたし。


  • 注1 なにぶん、僕の記憶によるので、多少の文言の違いはあるかも。そこいらへんは大目に見てやってくださいましな。
  • 注2 まんまぢゃいささか小さすぎて文字が確認しづらいが、たとえばGoogleChromeブラウザなら画像上にポインタを置いてマウスを右クリックすると「新しいタブで開く」というコンテキスト・メニューが現れるから、そいつで元ツイートを開くと少し大きめの画像から確認できる。さらにそのツイート上の画像上にポインタをかざして右クリックすると「新しいタブで画像を開く」というコンテキスト・メニューが現れるから、ソイツを右クリックするとさらに少し大きめの画像が現れる。そいつを見ればURIもなんとかわかるんぢゃないかなぁ。すでにリンク切れモノがあったらごめんなさい。


最終更新日時 : 2017-02-04 15:16:49  

中国では何でも起こる、の感ますます強し。死者5人で済んだのが、むしろ奇跡のようだ、と云えば不謹慎か。これでは家の中に引き籠もってじっとしていても安全は確保できませんね。うーん。

それにしても、暴走車手前をのんびり歩いていたヒト、よくもまぁ無事で済んだもんだな。ヒトの運不運なんてどこでどうなるかホントにわからない。

もちろん中国ぢゃないからってうっかり安心していられない。メリケンでいまドキ踏切がまともに動かないかも、などと日常的に考えていなきゃいけないなんてのはヒドい話。

名所ともなると安心していられそうだと考えるのも早計。当初死者38名と伝えられたけれど、続報は聞こえてこない。

古くから幾多の災難を潜り抜け残り続けてきたからといっても安心出来ない。植民地時代から、くらいぢゃまだまだ修行が足りないということか(違。

もうこういうのは見慣れた景色となってしまった、とうっかり口走りそうな気分にもなる。

自爆・爆弾テロの類は頻発して、もうどれがどのテロやらわからなくなりつつある。

立っているだけでも危うい。

壊れていないなら、壊してしまえってなもん。似たようなサービス、以前日本でも報道されたことがあったような記憶がある。思う存分、皿を投げ割らせてくれるようなヤツ。でもなぁ、やっぱりロシアのほうがストレスは溜まるんだろうな。人間関係とか社会とかいろいろありそうだけれど、何より寒そうだからなぁ。


すべて先月の報道から。

例によって例の如しで、だからどうしたってなアレなのだけれど、何となく先月、その気になれば「Crash!」の一語にまとめてみることの出来そうな報道が多かったような気がする。毎月カウントしているわけではないから、そんなのはただの気のせい、例月通りだったのかもしれないけれど。とはいえ、いずれ何かの折に触れたくなりそうな映像もいくつかあったので、とりあえず目ぼしいものだけまとめてみた。

無理矢理理屈を捏ねてみれば、トランプの米大統領就任以降の悶着やらここのところの安倍内閣の情けなさ、ヨーロッパでのポピュリズムと極右の台頭なぞひっぱり出して、あれこれのクラッシュ具合になぞらえつつ文明の耐用年数がどうしたこうしたみたいなことを書けば書けちゃいそうな気もする。でも、そういうのは書けば書けちゃうとしても面倒臭いし、その手の論考ならどうせだれかもちっと気の利いたヒトが小洒落た文章にまとめていそうだしなぁ。とまぁ、そんなこんなでここは愚直にただの備忘録としておくぞ。うー。


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バラード作品って、毎度どうしてこうも日常的には絶対にお付き合いしたくない人物ばかり登場して来ますかねぇ、ってなもんなのだけれども、それでもおもしろいから対応に困りますね\(^o^)/


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第一回ヒューゴー賞受賞作品。先月復刊。



最終更新日時 : 2017-02-01 18:32:14  

トランプ米大統領の、難民の受け入れ停止・イスラム圏7か国の市民の入国禁止、ネット上では日本の方ん中にも熱烈な支持者さんがいらして、まぁっったく何を考えてんだかびつくりするしかないんだけれど、やっぱりアレはアレ、どう云い繕ったってアレだと思うなぁ、というようなとこいらへんはさておき、

737 Americans die...

(年平均)737人のアメリカ人の死因は……

falling out of bed

ベッドからの転落である

というのには、トンデモなくびつつつつつくりしたぞ。

特定の国からの難民や旅行者を入国させないことを考えるよりも*1、寝具のありようを変えることのほうが遥かにアメリカ国民の安全を図ることになる。となると、ここは安倍晋三首相、寝室におけるベッドの廃止と和室にふとんの組み合わせの採用をば、来るトランプとの会談では是非にも提案すべきですね。ベッドと違って畳の上に敷かれたふとんから転落死するのはなかなかむずかしい。死ねるもんなら死んでみやがれ、ってなもん。これなら貴国の大切な国民の命も年間737人、守れますよ、あれこれのバンを止めてくだされば、畳とふとんの工場を、日本の費用負担でアメリカに建設し、雇用も増やさせていただきますとか何とかいつものようにいい加減な話をしてごまかせば、世界中から感謝されますぜぃ。


アメリカ国外からやって来るイスラム過激派テロリストによって殺されるアメリカ人は年平均9人であるのに対して、

  • ベッドからの転落死737人
  • 落雷による死亡31人
  • 芝刈り機による事故死69人
  • バスの事故(かな?)264人
  • 武装したガキンチョどもによる殺人(ピストルの誤射とかなのかな?)21人
  • 同じアメリカ人による射殺1,1737人

という数字を見ると、トランプが馬鹿げているということのみならず、ベッドからの転落死が如何に多いのかということに、やっぱり驚く。

それと比べりゃぁ日本は偉大ですよ、ったく。餅をのどに詰まらせて亡くなる方がどれくらいいらっしゃるかは知らないけれど、まさか737人を超えることはないだろうし、まちがっても1,1737人を上回る心配はないはず。銃規制のある日本、ふとんに潜り籠もって餅など喰わずじっとしていさえすれば、安全安心。素晴らしい暮らしの智慧と云わざるを得ませんね。


参考文献、みたいな

蒲団・一兵卒 (岩波文庫)
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おもしろいと思って読んだことないんですけれどね。昔はこんなんでウケたわけですかね。う~ん。


完訳 肉蒲団 (平凡社ライブラリー)

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「蒲団」という単語には色恋沙汰がどうしても絡むもんなんでしょうかね(cf. Amazon.co.jp「ふとん」の検索結果)。う~ん。



最終更新日時 : 2017-01-05 01:49:05  

囲碁のこと自体は全然わかんない。だから、上のtweetで語られていることが具体的に理解出来ているわけではまったくない。でも、《人類は1000年近く間違って研究していた》というような事態は、たぶん囲碁以外の領域でもあるに違いないんだろうなというようなことを薄らぼんやり考えてみたりする。

AIがヒトから職を奪うという話も、そもそもヒトとして無能一筋に生きて来た僕のようなのには恐るべき脅威なのだけれど、AIの進化が特異点を超えたとき、最も大きなインパクトをヒトにもたらすのは、実はこの1000年もの間違いを暴き出すという事態ぢゃないか。そして、AIが導き出した知恵からこれまでの誤りを正そうとする運動と、それを認めまいとする運動の衝突が起こる。

Google先生に訊ねてみれば、750万年待たずとも(cf. the answer to the ultimate question of life, the universe, and everything[ググる!])、サクッと

というような具合に答えを返してくれる。

正しい答えが「42」になるのかどうかは知らないが、「42」という答え同様、ヒトにとって受け容れやすいものであるとは限らない。むしろ、正しい答えとそこに至る理路が理解し難く受け容れ難いものであるからこそ《1000年の間違い》も生じたのかもしれない。

その意味を正しく理解しようとする一派と理解を無駄な努力と見る一派の対立は、やがて地球の破壊に至ったりするとまったくもって『銀河ヒッチハイク・ガイド[ググる!]』になっちゃうのだけれど。


話のオチがどんな具合につくのかつかないのかはさておき、シンギュラリティ超えしたAIがもたらすものは、人類との共存云々を超えたケッタイな事態なのかもしれない。これまでの人類の知的営為が、1000年分、あるいは全部、まるまる否定されちゃうようなことだってあるかもなぁ、というようなことを考えたり考えなかったり。


銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)
ダグラス・アダムス
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リンク先ページで上がっているであろうダグラス・アダムスものは、『ガイド』の続編みたいなものなので、これを読んで感じるところがあれば読んでバチは当たらない。


銀河ヒッチハイク・ガイド [DVD]
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2006-03-17)
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読むのが面倒臭いヒトはこちらをどうぞ。



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