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最終更新日時 : 2017-01-06 14:06:26  

ジョン・バージャーの出世作ということになるんだろうか。BAFTA Awards受賞作のシリーズ4本、再生リストにまとめてみた。同じ方による公開なのだけれど、2本めには英語字幕がついていない。セクシュアリティにアレなヒトだったのかしら。再生画面下の「CC」をクリックすれば、YouTubeの自動生成英語字幕が表示される。固有名詞その他、いささかならずアレなんだけれど、聞き取りのヒントとしては有益。

常連諸賢でもご存じない方もいらっしゃるかもしれない。でも、ヴィデオを見れば、どういう方面で業績のある人物だったのか、英語がわかんなくてもただちに御理解いただけると思う。その他は以下の訃報その他を参照されたい。

冒頭の番組は、仕事に就いて間もなくだったけか、『イメージ Ways of Seeing―視覚とメディア』(パルコ・ピクチャーバックス)として読んだ。ジョン・バージャーはこれ一冊しか読んでいないし、もう火事で焼いてしまったので、長らく読み返す折さえ持っていない。でも、こういうの、もっと早く読みたかったぜぃと当時は思ったのだった。ちゃんと消化して自分の見方となし得たかといえばベラボウに怪しいが、それなりに影響されたことは間違いない。R.I.P.


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たぶん、僕が読んだのと同じヤツの文庫化版。ちょっとしんどくても、こういうのは10代で読んでおくといいって感じぢゃないかしら。折あらば、僕も読み直してみっか。


  • 注1 本人のサイトぢゃなくて催しのサイトなのですね。ちゃんと読まぬうちにアレしてスミマセン。


最終更新日時 : 2016-06-28 20:10:53  

YouTubeの New York Timesのチャンネルから、再生リスト。115本のヴィデオがまとめられている。

「与太」常連諸賢はどれくらい Cunninghamの名前*1をご存知だろう。彼のことはドキュメンタリーになったこともあるから、その映画経由でなら、という方ならいらっしゃるだろうか。

実は、僕は彼のことをほとんど知らない。知っているのは、冒頭に掲げた YouTube、New York Times のヴィデオがすべて。あとは、Fashoionsnap.comの訃報で取り上げられている映画の予告編ヴィデオくらいかなぁ。おまけに、直接の知己ならご存知のとおりで、僕はファッションと称されるようなアレコレとは、はなはだ縁の遠い生活しか送っていない。

それでも、彼のことを胸にとめているのは、ご覧になればおわかりになるように、Cunninghamの語りがとてもチャーミングだからだ。扱っている話題は縁遠いファッションのことだし、それ以前に英語ばかりだから、そもそも何を話していらっしゃるのやらさっぱりわからないのだけれど、それでも豊かな声の抑揚からは無我夢中で語っていることがひしひしと、というか、ビシビシと伝わってくる。それに加えて、少し枯れた声質の魅力。それだけで、毎回公開されるヴィデオを見るに充分だった。

昨年春を最後に、公開は停止された。NYT、YouTubeでのヴィデオ公開自体がめっきり減ってしまった。たぶん儲けにはあんまり結びつかなかったんだろう、くらいにしか考えていなかった。年齢のことにちゃんと思いが及ばないというのは、何とも迂闊なことだ。


彼が亡くなって心から辛いなどと云えるようなアレではないのだけれど、もう新たな声を耳に出来ないというのは、とても寂しいことだと感じる。


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訃報があると、それまで充分には見向きもされなかったものも売れるんだな。再入荷は7月1日とのこと。


  • 注1 日本語だと、映画の邦題のせいだろうか、「カニンガム」と表記されることのほうが多いみたいだけれど、ヴィデオでの自称を聞く限り「カニングハム」か、さもなければ「カニンガァム」のほうが近いんぢゃないかしら。


最終更新日時 : 2016-06-06 10:56:56  

アリも亡くなったのか。

もちろん、僕は格闘技のファンではないから、例によって特別に書くほどのことを持たない。Paul Simonが「A Simple Desultory Philippic (Or How I Was Robert McNamara'd Into Submission)」 はてなブックマーク - A Simple Desultory Philippic (Or How I Was Robert McNamara'd Into Submission) / Paul Simon - YouTubeの中で、イスラムに改宗する前のカシアス・クレイの名前を歌い込んでいることくらいしか、たぶん報道に付け加えるネタはないし。


というわけで、ここでは例によって例のごとく、どうでもいいことを書いてみる。

意図的に並べたわけではなく、最初に訃報を知ることになった YouTubeヴィデオのタイトルを素直に取り上げただけだ。申し合わせたわけでもないだろうに、3つのそれぞれに有名な報道機関がほとんど同じ見出しを掲げているということに、率直に驚いた。伝説中の人物とはこのようにして語られるものなのだな。うーん。


それにしても「Boxing」という文字列はどうしても「Unboxing」という言葉を連想させる。頑丈な木箱の中、木屑の緩衝材に埋もれたAliの、ボクサーパンツだけを履いたまま硬直した躰を、数人の屈強な白人のスタッフたちが腰をかがめて、ヨッコラショと日本語で声を挙げながら取り出すイメージがくっきりと頭に浮かんで来る。脇には監督者を務めていると覚しい、バイプを咥えたしかめっ面のロッド・スタイガーも見える。そういえば、アリの顔はシドニー・ポワチエに似ていないわけでもないか。いやいや、それは気の迷い。

そんなこんなで、「Unboxing Legend」の誕生である。


おまけ

そういえば、ポール・サイモンねたがもう一つあったのだった。

3:40あたりでいったん演奏を中断して、アリが亡くなったことを告げている。

アリとサイモンは同年齢。いろいろ思うところもあるのだろうな。

この折の詳細は、「Paul Simon Pauses 'The Boxer' to Break News of Muhammad Ali's Death」(People.com) はてなブックマーク - Paul Simon Pauses 'The Boxer' to Break News of Muhammad Ali's Death : People.comが伝えている。


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月曜から大増刷って感じになるんだろうか。


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やっぱり似てないっすか(^_^;)。音楽がレイ・チャールズにクインシー・ジョーンズと、なかなかになかなか。



最終更新日時 : 2016-05-09 14:39:09  

冨田 勲が亡くなった。5月5日のことなのだそうだ。

熱心なファンというような気の利いた聴き手ではなかったから、訃報記事へのリンクを紹介する以上のことを語るような資格は基本的にはない。でも、個人的には子ども時代のテレビアニメや特撮モノの音楽を通して音楽の印象を大きく変えたヒトという一点で充分忘れられない作曲家になっている。そのあたりをほんの少し、備忘録か何かのつもりで書いておく。

彼が登場するまでの『鉄人28号』であれ『遊星仮面』であれその他アニメであれ、主題歌の作り手といえば、まず三木鶏郎[ググる!]と相場は決まっていた*1。そういう音に馴染んだ耳には、冨田作品はまったく質の違ったものとして響いた。『ビッグX』、『リボンの騎士』、『ジャングル大帝』*2、『キャプテン・ウルトラ』、『マイティージャック』……。『ひょっこりひょうたん島』や『ムーミン』の宇野誠一郎[ググる!]と並んで、子ども心に決定的に刻まれた音楽家の名前になっている。たぶん、自分の音楽の感じ取り方の基礎みたいな部分は、そういう音楽で作られていったのではないかと思う。

悲しいというのではないけれど、なんとなく曰く云い難いつらい感じがする。


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MP3版もある。


  • 注1 これはいくらか大袈裟な云い方なんだけれど。
  • 注2 『新ジャングル大帝』では三木鶏郎が作曲に返り咲いて、冨田は編曲に甘んじているが、そちらの音楽を覚えているヒトはたぶんずっと少ないんぢゃないだろうか。

最終更新日時 : 2017-04-11 19:50:26  

26日、John Renbourn はてなブックマーク - John Renbournが亡くなった。70歳、心臓発作だったのではないかとのこと。若い頃の映像でも煙草プカプカふかしながら演奏していたりしたし、体格も何だかずいぶんふくよかだったからなぁ。


以下はネットで拾い集めた記事類。順番はデタラメ。整理する気力が湧いて来ない。

私は彼の録音物の聴き手であるにすぎない。ライブさえ一度きりしか出かけていない。彼のギターで人生が大きく変わったというわけでもない。それでも、高2で初めて『Another Monday』に針を落としたときの驚きはレコードスプレーの匂いと共に今でも心にくっきりと残っている。John Renbournのギターによって私の貧しい人生にもなにほどかの豊かさがもたらされたことは疑いない。

Thank you for being with us, John.


John Renbournのギターとなると個人的には、Johnの演奏に初めて触れた『Another Monday』と、これ『Sir John A Lot Of Merrie Englandes Musyk Thyng & Ye Grene Knyghte』の2枚が何がどうあろうとも外せない 。NYTの訃報見出し「John Renbourn, 70, Eclectic Guitarist Who Founded the Pentangle, Dies」の「eclectic」と語られる所以の一端、比較的よくあらわれたアルバムといえるのではないか。1968年、Pentangleのデビュー盤 はてなブックマーク - The Pentangle_ the pentangle (1968) full album - YouTubeが出た同じ年のリリース。デビュー盤と合わせて聴いてみるとさらに「eclectic」なのだなとわかる。


Another Monday
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John Renbourn
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CDは「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です」とのこと。MP3版はある。YouTubeでは、タイトルチューンさえ聴けない状態だ。ご紹介できず残念。


Sir John Alot
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John Renbourn
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これもCDは「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です」とのこと。MP3版もある。聴きやすさが禍してなのか、日本では高く評価されないこともあるが、Johnのアルバムとしては唯一ウィンダムヒルからも再発売されていたりもした。多様な評価軸を包容するところのあるアルバムなのだと思う。

LPを意識して作られたアルバムだから、A面の終わり、4曲めを聴き終わったら少し間をおいて次に進まれるといい。ギター小僧さんなら、CD収録の別テイクに耳を傾けてJohnの即興に驚けもするだろう。


  • 注1 2015年3月31日23時01分確認。

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