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最終更新日時 : 2017-04-26 12:53:05  

というわけで、SoundCloudの Milan Recordsアカウントから坂本龍一の8年ぶり(だっけか?)の新譜『async』が全曲公開された。YouTubeのチャンネルでは今のところプレヴュー版のヴィデオだけだけれど、これもチャーミングなのでことのついでに*1

これが褒め言葉になるのかどうかはよくわからないけれど、Milan Recordsからということとは関係なく、アルバム全体としてはサウンドトラックを耳にしているような気になってくる曲の取り合わせ方だなという感触がある*2。ひょっとすると秋に公開されるとかいう自伝的(?)ドキュメンタリーでは実際に用いられたりしちゃうんだろうか。というようなことはさておき、がなり立てない、いろんなアプローチで組み立てられた作品集というところか。聴き流しても聴き込んでも気持ちいい感じ。てんぢゃ、まだこの作品集ならではって感想になってませんがぁ\(^o^)/


Milan Recordsの SoundCloudアカウントでは、僕の同世代には懐メロ化しつつあるRyuichi Sakamoto - Merry Christmas Mr. Lawrence OSThatebuも、すでに全曲公開されている。YouTubeのチャンネルだとRyuichi Sakamoto - "Plankton" - Milan Records USA、YouTubehatebuなんかがずいぶん以前からある。探せば他にもあるのかな。

Milan Recordshatebuは、Milan Records USAの YouTubeチャンネルhatebuを見ていると、サウンドトラックを中心に扱うレーベルさんみたいだ。新しい作品が公開されるたびにチェックしているので、僕のはてブやtwitterアカウントをフォローして下さっている方はすでにご存知かもしれないが、新作だろうがなんだろうがホイホイ公開してゆくさまは瞠目に値する。

活動状況の類は以下のSNSアカウントで確認出来る。サントラ好きのヒトはチェックしておいて損はないと思う。


async
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坂本龍一
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音源が変わるとガラッと印象が変わるような音作りぢゃないかと思う。今の懐具合ではLP(5月17日発売)にはちょいと手が出ないなぁ。う~ん。


美術手帖 2017年5月号
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美術出版社 (2017-04-17)

ずいぶんと力の入った特集。


ミュージックマガジン 2017年 05 月号

ミュージックマガジン (2017-04-20)

こちらは未見なのだけれど。


  • 注1 同内容のヴィデオ、Ryuichi Sakamoto / async on Vimeohatebuが、commmonsによって先に公開済み。
  • 注2 アマゾンのカスタマーレビューを覗いてみると同じような感想が複数あって、あらま。


  

海外での評価の高さに比して国内では……というようなふうにまとめるとそれはそれでよくある話なのかもしれないけれど、しかし、たとえば御本家版ウィキpには項目があるというのに日本版にはないというくらいの話となるとさすがに珍しい部類に入ってしまうんぢゃないか。とはいえ、そういう話を自分が知悉のうえで紹介するというほど知っているわけではぜーんぜんないのは毎度の御粗末様で、「Ambient pioneer Midori Takada: 'Everything on this earth has a sound'」(The Guardian)hatebuという記事を先日見つけて、へぇ~、そんなにスゴいヒトだったのかと今さら驚いたのが高田みどりのこと。

Takada was part of the Mkwaju Ensemble, a short-lived Japanese group comprised of Takada and fellow Japanese musicians Joe Hisaishi, Yoji Sadanari, Junko Arase and Hideki Matsutake, which released two dynamite records, Mkwaju and Ki-Motion, on the Better Days label in Japan in 1981. Their hypnotic music feels inspired by Reich and Terry Riley, and by various forms of African drumming (the word “mkwaju” comes from Swahili). At times, their music sounds like early techno, possibly due to the involvement of Matsutake, better known for his work in Logic System and as a “secret member” of Yellow Magic Orchestra. (The first Mkwaju Ensemble album would not be out of place mixed into a DJ set today.)

というあたりは全然知らなかった。久石 譲は今となっては当然のアレとして、松武秀樹みたいな、当時としてはYMOとの関係でビッグネームだったヒトの名前も並んでいるのには、へぇ~っと声が洩れちゃう。そのへん、全然関心を払ってなかったもんなぁ。

で、『鏡の向こう側』は、そうしたグループ活動を抜け出ての第一作。出てから2年くらいかなぁ、知人経由で遅ればせながらに耳にしたときには、正直云ってそれほど心にとまらなかった。雑誌か何かで見た高田みどりの、聡明で知的な美人っぷりばかりは頭に焼きついていたのだけれど\(^o^)/。改めて気になったのはつい最近、YouTubeで聴いてからだから、……昨年の4月になってからだ*1

80年代前半は、カラッケツの懐具合で*2、John Renbourn周りの音源漁りばかりだったから、いずれにしてもちゃんと耳を傾けていたわけではなかったのだな、と今さらなことを考えるのだけれど、John Renbournは John Renbournでスゴいのだから、それはそれで致し方のないことであって、う~ん、要するに、世間様の騒ぎにもびっくりしたのだけれどそういうこととは関係なく、高田みどり、今聴くと気持ち良くてカッコいいぢゃないですか、というところですかね。


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Midori Takada
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レーベルの名前、途中で切れちゃってるんだけれど、ホントは「We Release Whatever The Fuck We Want Records」*3というのだそうな。カッコイイな。


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Midori Takada
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こっちのはずいぶん変な略し方になっちょりますね。




最終更新日時 : 2017-04-22 17:11:14  

これ、学生時代、生まれて初めて耳にしたミンガス(Charles Mingus[ググる!])のアルバム。LPだったし、ジャケット・デザインは上のモノとは違っていたけれど。John Scofield、今年2月に亡くなった Larry Coryell、Philip Catherineというギタリストの揃い具合が大したもんぢゃないかと気づいたのは、何度か聴き返してから。ミンガスというかジャズのことはさっぱりわかんないので、このアルバムがどういう評価を世間様から受けているのかも知らない。最晩年の作*1、実際にベースを弾いているのはALSを患っていたミンガスぢゃなくて、ほとんど Ron Carterと George Mrazとかだったりというあたりも、もし知っていたら、最初に買うアルバムはこれぢゃなくなっていたんだろうなぁ。そうしたアレコレはさておき、このガチャガチャした感じは、経験上得てして世間ウケが良くない。でも、こういうの、いいんだがなぁ、好きなんだがなぁ。


だからどうしたというアレでもないのだけれど、本日はミンガスの誕生日ということでまぁ。アルバムの詳細については、「Three or Four Shades of Blues」(Wikipedia)hatebuが、英文だという致命的な問題点を除けば\(^o^)/、便利。最近はGoogle先生の翻訳の出来も良くなってきたから、あらましをつかむには充分かも、だし。少なくともアテクシがいい加減な知識を羅列するよりはいいんぢゃないでせうか\(^o^)/


スリー・オア・フォア・シェイズ・オブ・ブルース<SHM-CD>
チャールス・ミンガス
ワーナーミュージック・ジャパン (2017-05-24)

5月24日に再発売。僕が最初に買ったLPのジャケットはこのデザインだった。


Three Or Four Shades Of Blue
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上が待てないという向きにはMP3版ということになる、のかな。


  • 注1 1977年。79年だったっけかに Joni Mitchellの『Mingus』が出て、そのおかげでミンガスの名前をちゃんと意識するようになったのだった。聴いたのは友人のカセット経由だけれど。

最終更新日時 : 2017-02-15 23:31:09  

BGMになりますかね。Tobias Ørnes (drums) とSimen Følstad Nilsen (guitars)、ノルウェーの2ピースバンドさん、日本では今年出たばかりのアルバムの全曲公開とは。例によって例の如しでどういうヒトたちなのかは全然知らない。知らないのだけれど、

と、tricothatebuのモティフォ先輩が変態認定なさっていらっしゃるというわけで、モノは験し、聴いていみたらば……というわけで。

マスロックがどうたらこうたらで、複雑なアンサンブル云々カンヌンといった言葉を思いついたりはするけれど、そこいらへんは聴けばわかっちゃうよなぁ。というわけで、皆の衆、詳しく知りたければ、さっさと聴くがいいです。

とりあえず、日本語情報としてはモティフォ先輩が言及していたFLAKE RECORD、「Aiming For Enrike / Segway Nation / CD(FLAKES-161) /2017.1.18 Release」(FLAKE RECORDS店長 DAWA日記DEATH)hatebuあたりか。似たようなことが書いてあるけれど、興奮を煽る力強さがあるところがいいなぁ。あたしゃ、こういう文章、書けません。


  • Aiming For Enrikehatebu

    Facebookのアカウント。ここが現在のところオフィシャルサイト代わりということみたいだ。元々のオフィシャルサイトは現在「DNSがありません」になっちゃってる。

  • Aiming for Enrikehatebu

    Bandcampのアカウント。現在2013年リリースのEP2曲のみ。

  • Aiming for Enrike | Free Listening on SoundCloudhatebu

    現在、冒頭に紹介した最新アルバム+1曲公開。

  • Aiming for Enrike — Listen for free on Spotifyhatebu

    まだ中身は未確認m(_ _)m

  • Aiming For Enrike - YouTubehatebu

    YouTubeのチャンネル。現在、スタジオ・ライブとライブが2本ずつ計4本のヴィデオが公開されている。YouTubeでは他にもいろいろライブものも出ていて、彼らの技量が相当のものであることがわかる。ループマシンその他エフェクタ類の使い方も堂に入っているしなぁ。

  • Aiming For Enrike (@AimingForEnrike) | Twitterhatebu

    twitterのアカウント。今年2月に始めたばかりで現在なぁにもtweetしてゐない。/「People following Aiming For Enrike (@AimingForEnrike)」(Twitter)hatebuを見ると、ヒョロワ~さんには日本人がヤケに多い。そういやぁ、冒頭に紹介したアルバム、「Ushikawa」とか「Nakata Jonny Walker」とか日本人の名前っぽいのがあるなぁ。日本人ウケする哀愁のメロディっていうのぢゃぁないしなぁ。というか、全体、ヒョロワ~さんが少ないですね\(^o^)/。その中で日本人が目立っているだけかぁ。今ならあれです、だれもが「幸福な少数者」ってやつになれますぜぃ。

  • Aiming For Enrike[ググる!]

    その他アレコレはググってみるべし。


Segway Nation
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Aiming For Enrike
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MP3版もあるのだけれど、これは発売日が昨年になっている。日本国内販売開始が今年ってことなのかな?



最終更新日時 : 2017-01-23 17:29:44  

全然知らない二人組なのだけれど、これはクルなぁ。

公開されてすでに10日経つというのに、まだ再生回数が1000回にすら達していない。あり得べからざることなので、皆の衆もちゃんと聴いて再生回数を伸ばすべきですね。


冒頭のほどではないけれど、これもクル。


ギタリスト氏はベトナム系フランス人ということらしい(cf. Nguyên Lê[ググる!])。YouTubeであれこれ聴いていると、当初は当たり前のACTレーベルらしい作品を作っていたみたい。でも、率直にいってACT的に洗練されてはいて悪くないのだけれど、既出感ある演奏かなぁ。ワールド・ミュージック、特にアジア的な音作りを取り入れて面白くなったという感じみたい。知らないで書いてるからかなりいい加減なアテズッポウだけれど。ヨーロッパで生まれて音楽を作り始めるも、アジア人という己のアイデンティティのありようと葛藤しながら作品を作るアーチストというような物語を妄想したりするのだけれど、そういうのはちょっと陳腐なアレですかね。

そこいらへん(?)が面白く出ている(んだかどうだか)『Song of Freedom』という、ロックのカヴァー・アルバムも上の作風とは違うのだけれどいい感じ。Youn Sun Nahがヴォーカルで参加しているしぃ。「Eleanor Rigby」hatebu「Whole Lotta Love」hatebuあたり、とくに後者はかなり愉しい。国籍不明のゼップ、ずいぶん気に入っちゃったぞ。

他のアルバムでも、もっとベタにアジア色を出したものがいくつか出ているみたい。

そういうの、全部聞き通したわけぢゃないけれど、冒頭の「Like Mountain Birds」は、たぶんそれらとは別格でいいんぢゃないかなぁ。


もう一人の、ヴォーカルと民族楽器の青年氏のほう、ググると読めん言葉、ベトナム語か何かで書かれたページばかりに出喰わして、どうにもわからんちん。そのうち出て来るだろう日本語情報に期待するしかないかなぁ。


HA NOI DUO
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NGUYEN & NGO HON LE
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今回取り上げた2曲を収めた新譜。

パーソネルを見ていると宮崎美枝子(Mieko Miyazakihatebu)の名前も見える。下に挙げる『Saiyuki』あたりから参加しているみたい。MP3版もある。


Songs of Freedom
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Nguyen Le
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Saiyuki
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上では全然触れていないけれど、これも面白そう。日本のお琴がターブラなんかをバックに演奏されたりすると、もはや日本の楽器感が消えてパン・アジアな音色に化けたりする。ここでは試聴出来るMP3版のページにリンクしておいた。

YouTubeを見るとライブ版ならいろいろ出ているみたいだ。彼のライブは、YouTubeで見るかぎりあんまりいい出来のものがないのだけれど、Saiyuki関連ライブは悪くない。



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