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最終更新日時 : 2018-03-27 18:35:49  

Stamford March for Our Lives の YouTubeチャンネルhatebuから。

というようなツイートからすると、飛び入り参加ということなんだろうか。

メリケンの有名人さんたちの、March For Our Livesへの参加となると、「MLK Jr.'s granddaughter: No guns in this world」(CNN、YouTube)hatebu「Paul McCartney references John Lennon at march」(CNN、YouTube)hatebu、その他いろいろのみなさんの「Celebs support student-led March for Our Lives rally」(USA TODAY、YouTube)hatebuあたり。こうしたワシントンのデカい集会での参加の様子と比べてみると、グッと小さい集会での Paul Simonの飛び入りは、地味で目立たないものに感じられる。というか、今までのところメジャーなメディアには取り上げられていないのだから、実際に地味なんだな。

こうした参加、自身の影響力の行使をどんなふうに捉えてのことなのか、飛び入りなのだとすればそこいらへんは考えても仕方ないのかもしれない。「The Sound of Silence」という歌を選んだことも、わかるようでいて実はよくわからない。《Ten thousand people, maybe more》と歌われて、声をあげて喜ぶヒトもいるけれど、そのてんさうざんどなヒトたちが何をするかといえば、

People talking without speaking
People hearing without listening
People writing songs that voices never share
No one dare
Disturb the sound of silence

ってなわけで、とりようによってはこういう集会への皮肉と取れなくもないでしょ、歌詞*1。女の子が「No More Silence」のプラカードを掲げたことからの、単純な言葉の連想からなんだろうか。《Silence like a cancer grow》だったりするわけだから、それはそれで筋が通るのかしらね。その他あれこれよくわからないのだけれど、老尊師のやらかすことなんだから解釈なんぞはさて措いてまずはそのまま記憶にとどめおくべし。


「The Sound of Silence」というタイトルとは裏腹かもしれないけれど、March for Our Livesでのこととなるとどうしても思い浮かべずにはいられなくなるのが Emma Gonzalezのこれかな。

こちらは沈黙の力ということになるんだろうか。怯え続けた時間を、本当に想起できるのはその場に居合わせた者だけだろうが、それでも、ということはあるだろう。たぶん、これは伝説となるような「スピーチ」になっていくんだろうな。

自動生成英語字幕だと彼女の亡くなった知人友人たちの名前その他がよくはわからないのだけれど、そういう場合は、「【フロリダ高校乱射】エマ・ゴンザレスさんの演説」(BBC News Japan、YouTube)hatebuをご覧になるといい。スピーチの中身は日本語字幕でよくわかる。ただし、こちらは沈黙部分がほとんどカットされている。比べてみるとスピーチ全体には漲っていた「沈黙の力」みたいなものの存在が改めて浮かび上がってくる。

事件のおかげでそのつもりもたぶんないままに有名人になってしまった事の成り行きに、圧し潰されることなくむしろそいつを引き受けて立っていると見える姿は、いろんな意味での己の甘さを責めつつもやはり心動かされる。

「沈黙」を超えて語るとはどういうことか、というようなことを考えたり考えなかったり。


Stranger to Stranger
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最終更新日時 : 2018-02-16 19:32:50  

書くか書くまいか迷っているうちにニュース・ヴァリューの類はすっかりなくなっちゃった話だけれど、備忘録ということで、まぁ。

tweet中の画像にあるメッセージ、一通りの訳は「ポール・サイモン、ツアー活動引退を表明」(BARKS)hatebuに出ている。画像ではなくテキストでstatementを読みたい場合は、「Statement From Paul Simon」(The Paul Simon Official Site)hatebuからどうぞ*1

すでに今月初めには「Paul Simon announces 'farewell show' in Hyde Park this summer」(Telegraph)hatebuというような話もあって、あぁ、と自分でも意味のよくわからない嘆息を漏らしていたのだけれど、そこにダメ押しの声明が登場したというところか。さらに振り返れば、一昨年『Stranger To Stranger』をリリースした直後の報道にも、引退が視野にあることを思わせる話が出ていて、今回の声明にまったく驚きはなかったものの、とはいえ来るべきものが来た感慨みたいなものはやはりある。遠からずやって来るだろう本当の終わりのことだって、どうしたって思わないわけにもいかないのだし。

Paul Simonは、Simon and Garfunkel時代も含めて、世評ほどライブが素晴らしかったとはお世辞にも云えなかったように思う。そもそも歌唱力だってそんなに素晴らしいとは云えないしなぁ。バックバンドの出来栄えばかりはいつも舌を巻くけれど。だから、ライブ活動の停止そのものは悲しい知らせだというわけでもない。でも、70歳代後半に入った年齢と「家族との時間を大切にしたい」というあたりからすれば、新しい曲作りやレコーディング活動もこれまで通りというわけにはいかないだろう。そういうことを考えると、寂しい知らせではないと云い切れるわけもない。


「How Paul Simon Changed My Life (Dave Carrol, @DaveCarrol)」(The Brant Advocate)hatebu*2や以前紹介した*3ジェフリー・ディーヴァーの「Novelist Jeffery Deaver on Paul Simon」(WSJ)hatebuみたいに Paul Simonのおかげで人生が大きく変わったというような経験はないけれど、NHK「ステージ101[ググる!]」の特集でサイモンとガーファンクルを知ってから、ずっと律儀に耳を傾けてきたアーチストとなると、そうなっちゃうのもそんなにおかしな話ではないよな。「アイ・アム・ア・ロック」の「僕は岩だ、僕は島だ」とか、「スカボロー・フェア」の「パセリ・セージ・ローズマリーとタイム」とかの画面に流れた日本語字幕の、ガキンチョには謎の文字列の奇妙な感触は、今でもときどき当時のまま心に蘇ってくる。弩エライ昔のことになりにけるかもなのにさぁ。そんなこんなで、大袈裟なアレはなくったって、まぁずっと並走してきた気分ばかりは勝手ながらいっちょ前にあったりする。


それにしても、と思うのは、日本での報道の胡乱。記事を書いている記者さんその他のヒトたち、Simon and Garfunkel解散後の Paul Simonの活動にろくすっぽ耳を傾けたことがないのではないかのような記事が多かったのがなぁ*4。S&GはS&Gで素晴らしかったけれど、ソロになってからの Simonの作品、比べようもなく面白いものになっていたのは間違いのないところなのだからして、『The Sound of Silence』とか『明日に架ける橋』とかばかりを代表作とする扱い、解散後のことを知っていてのことなら許し難い気がするぞ。日本では解散後の活動に必ずしも人気があったとは云えないのかもしれないけれど、知られていないことを伝えないでいて、一体何のためのメディアなんだ。ぶ~。


Paul Simonについて書きながら、音源が全然ないというのも寂しいのでなんとなく。邦盤発売当初の邦題「いつかお別れが」。なんちゅう訳し方やねん、とは思いますけれど。今はどうなっているのかしら。下記『Paul Simon』に収録されている。邦盤には今も邦題がついていたりするのかしら? それともカタカナ表記になっちゃったかしら?


PAUL SIMON
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PAUL SIMON
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Paul SimonのS&G解散後初のソロアルバム。彼のベストとは到底云えないのだけれど、聞き返した数はこれが1番多いかなぁ。


Stranger to Stranger
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一昨年のオリジナル・アルバムとしては最新盤。メロディ・ラインに新味は乏しくなったかもしれないけれど、全体の音作りはまだまだチャレンジング。


The Concert In Hyde Park
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昨年ようやくリリースされた2012年のライブ盤。

「ポール・サイモン、“フェアウェル公演”を発表」(BARKS)hatebuのフェアウェル・ライブ最後の会場もハイドパークなんだよなぁ。

その他のアルバムだってどれもこれも出来不出来も含めて面白いアルバムなので、まぁ人類のみなさんはお聴きになるがよろしい。cf. 「paul simon」Amazon.co.jpの検索結果。Spotifyからでもたしか今は全部聴けるんぢゃなかったかしら。『Paul Simon Song Book』あたりは怪しいか。




最終更新日時 : 2018-01-31 21:08:47  

いつの間にやら Spotifyで、Mike Dawes[ググる!]の『ΞRΛ』が聴けるようになっている*1

Mike Dawes2作目となる本アルバム、少なくともギター少年なヒトはその義務として聴かなければならないし、そうでないヒトも聴いてバチの当たらないアルバムになっている。未だ聴いていないヒトはさっさと聴かなければ、最早この世に生を享けた意味がないぞ、といっても少しくらいしか過言ではない。

細かく見ればこれまでになかった奏法が生み出されたというわけではないけれど、そうしたアレコレの楽曲中での使い方、楽曲の組み立てへの用いられ方あたりが、ポスト・ヘッジス時代のこれまでのギタリストの中では群を抜いている。このへん、少なくともギターを弄っているヒトならヤバいくらいに感じちゃうんぢゃないかしら。

というかまぁ、そういう細々した話はどうでもよろしい。とにかく、もう大したアルバムなものだからして、まともな感想を書く精神的ゆとりを今になってもまだ持てない為体。20年続いたポスト・ヘッジス時代がようやく終わりを迎え、新しい時代が始まったということをありありと実感できるアルバムだとでもいうしかないんだろうなぁ。うーん。そんなこんなで、『ΞRΛ』、タイトル通りの時代を画する名盤として語り継がれることに決まったも同然なので、各人懐の紐を緩めて、下記のAmazonページにてアルバムを購入しなきゃいけませんね\(^o^)/


もう60年代プレイ止まり爺ぃな僕にはコピーする気力も湧いて来ないのだけれど、YouTubeのオフィシャルチャンネルhatebuでは、すでに『Era』収録曲中4曲のヴィデオが公開されている。21世紀のギターキッズなヒトは、さっさと眺めて、コピーにチャレンジして、でもって挫折して、己が及ばなさ加減に絶望するといいですね! と云いたいところだが、YouTubeを検索しまくっているとホイホイとコピーしちゃう若い衆がいらっしゃるんだから、絶望しないヤツもそれなりの数いるんだろうなぁ、ちっきしょー\(^o^)/\(^o^)/


その他「Mike Dawes」に触れたエントリもよろしくm(_ _)m


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  • 注1 もちろん、ファースト・アルバム『What Just Happened?』も聴けるぞ。万が一、罰当たりなことに『ΞRΛ』がすぐにはピンとこなかった場合は、そちらを何度か聴いた上で改めて『ΞRΛ』を聴くといいかもしれない。

最終更新日時 : 2018-01-02 13:03:34  

YouTubeの Recommendedhatebuで出会ったアーチストさん、昨年11月リリースのアルバム全曲。むずかしいことはしていないけれど陳腐には堕ちず*1、耳を持っていかれることもほとんどない気持ちのいいBGMになっていると思う。YouTubeのチャンネルhatebuでも、同じアルバム収録作品のほとんどが公開されている。ヴィデオもほどほどに洗練されたBGVになりそうなものだから、playlistにでもして取り上げようかとも考えたけれど、面倒臭い\(^o^)/のとCMが挿入されるのもアレだというわけで、SoundCloudのアカウントからということに。

Matt Kiddによるソロプロジェクトということらしいけれど、いずれにしても例によって例の如し、全然知らないアーチストさん。詳細はSlow Meadowで確認されたし。どのページにも下部に各種SNSページへのリンクがあるので、その一々もここでは取り上げない*2。しかしまぁ、Aboutページ、黒地にグレーの小さい文字、老眼爺ぃに読ませる気はないのですかね。文字の小ささはブラウザでデカくしちゃえばいいし、表示テキストをポインタでなぞって反転表示風にしてしまえば、青地に白のデカい文字、爺ぃだって読めなきゃぁないけれどさぁ。ぶ~。

本アルバム、Hammock Recordsからのリリース、云われてみれば Hammockと作風が似ていなくもない。Hammockの電子的な音をアコースティックな楽器中心の編成に置き換えればこういう作品集のイッチョあがりかというところ*3、2016年のデビュー・アルバム「Slow Meadow (Deluxe Edition) by Slow Meadow」(SoundCloud)hatebuなど聴いてみれば、1曲目から「(feat. Hammock)」となっていて、なるほど電子音も聴こえてくる*4。Hammockがお好きな方なら、こちらも合わせてお薦めしておいて良さそうか。


Costero
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Slow Meadow
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CDのを挙げておく。その他にもストリーミング、MP3、LPもあって、爺ぃにはよぉわからんぞ。


Slow Meadow
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Slow Meadow
Hammock Music (2015-08-21)
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  • 注1 とはいえ、そのへんはヒトによりけり、いろいろご意見もございましょうが。
  • 注2 BandCampへのリンクのみ、Musicページの各作品紹介からになっている。
  • 注3 と、いい加減なことを書いちゃったけれど、Hammockにだってアコースティックな楽器は用いられているし、『Costero』にだってどうも作曲の段階あたりから、Hammockが参加しているらしい。あらま。
  • 注4 ただし、『Costero』ほどの出来かどうかは割とアレな感じがするかなぁ。

最終更新日時 : 2017-10-30 17:04:22  

Yvette Youngは、1991年、カリフォルニアはサン・ホセ生まれのアメリカ人。

例によって何も知らないアーチストさんなのだけれど、聴いていて気持ちいいからよろしいではありませんか。BGMにしてもいいし、ちょっと聴き込んでみてもいい感じ。気になるところがあるとすれば、昨今の math rockにありがちな、いささか間延びしたメロディーラインかなぁ。でも、声質のおかげでそれも耳につくってことはない。前作より音作りもしっかりしていて、まぁ、まずはお聴きになるがよろしいというところ。


  • Yvette Younghatebu

    Facebookのアカウント。

  • yvette young (@youyve) | Twitterhatebu

    Twitterのアカウント。

  • yvette younghatebu

    BandCampのアカウント。

  • yvetteyoung | yvette young | Free Listening on SoundCloudhatebu

    SoundCloudのアカウント。最終更新が2年前。今後どういう扱いになるのかちょっとわかんないかな。

  • Yvette Young - Wikipediahatebu

    残念ながら日本語版には項目がない。こちらも至って簡潔な記述のみだけれど。

  • yvette young - YouTubehatebu

    YouTubeのチャンネル。これ、興味深かった。それぞれの演奏が素晴らしいというわけでは全然ない。そうではなくて、8年前からの演奏が継続的に並んでいるところ。最初はごく当たり前の弾き語りだったものが、同時代らしい音楽の影響を受けながら、自身の演奏スタイルを模索している様がなにほどか聴き取れるように感じられる。彼女が率いているCovet[ググる!]も当然そうなのだけれど、Chinese Football[ググる!]あたりからの影響なども感じられて、こういうといささか大袈裟かもしれないのだけれど、同時代のあれやこれやの中から一つの個性とか様式とかが形成されてゆく過程に立ち会えるとでもいえばいいのかしら。

    しかしなぁ、お若いヒトの8年ってのはデカいなぁ。爺ぃの8年だってデカいんだけれど、そういうアレとは別のアレで。まぁ敵いませんね。


Acoustics 2 - EP
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収録曲はこちらで確認できる。アマゾンのせいぢゃないのだけれど、MP3モノしかないのがちと残念。



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