«Prev || 1 | 2 | 3 | 4 || Next»
最終更新日時 : 2016-05-31 17:19:24  

10代の少年くん、友人たちと謀って、アートギャラリーの床に眼鏡を置いてみたらば、客たちがそいつを作品の類と勘違いして写真を撮ったり眼鏡を覗きこんだり……というお話。埋め込まれたツイートの写真は小さくて何が何やらだけれど、1枚1枚、別タブででも開いてご覧になれば、話のあらましは御理解いただけると思う。

ずいぶんバズって、

と、アチラコチラで取り上げられるに至っている。詳細はそちらへ(というほどの詳細もないみたい。全然読んでないのだけれど\(^o^)/)。

くだらないと云えばくだらない悪戯。とはいえ、今さらのレディーメイドの車輪再発明と見られない訳でもないから面倒臭い一節をぶってみせることも出来るというところに一定の芸がないわけでもないかもしれない。twitterでの反応を延々辿ってみると、この話題になにがしかの滑稽を感じ取っているというあたりが主流派の感想というところか。所謂「現代芸術」の胡散臭さをそこに嗅ぎとっているのか、ゲージツ愛好家の頓珍漢なスノビズムを嘲笑っているのか、要するにゲンダイゲージツの「訳の分からなさ」界隈を逍遥しているようだ。さもなければ、これも一つのゲージツ行為みたいなものだと感心してみせるというところ。そこいらへん、この手の芸に対する反応の定番メニューに律儀なご感想ですねと申し上げておけば済んでしまうかなぁ。

そういう、いつの間にか肝心のブツのサイズ形状がどこかへ揮発してしまったような話は、個人的にはどうでもよろしい。ポンときれいな床に、ほどほどのサイズの、どういう具合にしてだか適切な形状を持つモノが置いてあるというのは、別にギャラリーだろうが体育館であろうが眼鏡屋であろうが、はたまた眼鏡その他のカタログ写真の中のイメージであったとしても、それだけで何かヒトの心を動かす力があると感じさせるところが、何となく気にかかる。そういう反応だって紋切型の感想の一つではあるのだろうけれど。

道具的連関から外れたところで、シラジラと押しつけがましく迫り出してくるブツの魅惑。そのへん、もちっとテキトーな言葉で書けんもんか。うー。


なぜ、これがアートなの?
アメリア アレナス
淡交社
売り上げランキング: 39,866

原副題の「A Guide for the Bewildered」というあたりがいい。今回のようなお話にうってつけというところかもね。

「作品にとって重要なのは、作者の意図がいかに表現されているのではなく、結果的にどれほど鑑賞者の意図を引き出せるかということ」というのは当然鑑賞者の恣意を過大に評価することになりやしないかという批判があるんだろうなぁ。でも、そういう見方によるなら「作品」でないものであっても、作品として捉え直すことができるかもしれない。そう眺めるコンテキストを作り出すことこそが重要ということになってきやしないかしら。でもまぁ、そういう「コンテキスト」ってなんじゃらほい。




最終更新日時 : 2015-08-21 12:14:46  

浅田 彰のエラを削ったうえで、本体は適当な溶媒で一晩希釈してみましたという感じ。メガネとネクタイがなければ、遠目にヒト型とは気づかず通りすぎてしまったかもしれない。

郵便受けの番人としてはいささかならず頼りなく、オブジェというには存在感が希薄にすぎる。どういう意図でここにこうして形作られて設置されたのかわからない。というふうに、ヒトを悩ませようという魂胆なのだな、きっと。


存在の耐えられない軽さ [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2011-11-02)
売り上げランキング: 37,778

見ていない。というか映画館ですっかり熟睡してしまった\(^o^)/。こんな具合だから映画好きのヒトには叱られてばかりなんだよな。見ていないにもかかわらず、頭の中では『私生活のない女』の映像とちゃんぽんになってケッタイな映画が出来上がっている。


構造と力―記号論を超えて
浅田 彰
勁草書房
売り上げランキング: 14,270

今でも新本が流通しているし、カスタマーレビューがすべて21世紀になってから投稿されたものになっているというのにびっくり。ホォぇ~。amazon.co.jpっていつから営業していたんだったっけか? カスタマーレビューっていつから? もうそんなことも忘れているということに驚く。というかほとんど始まりを意識なんぞしてなかったんだな、たぶん。うーん。




最終更新日時 : 2015-08-19 23:57:04  

でもって、なんとなく、アブストラクト。

実際の家屋は、画面左側の壁面の様子から察せられるように結構古くて傷み具合もなかなかなのだけれど、こう切り取ってみると僕にはずいぶん洒落たふうに見えてしまう。

近づいて眺めてみると、

という具合で、しばらく前で佇んでしまいたくなる。

こういうものの魅力、相変わらず言葉にできないのだけれど。


裏窓 [Blu-ray]
裏窓 [Blu-ray]
posted with amazlet at 15.08.19
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2013-05-10)
売り上げランキング: 11,662

ひさしく見直す折を持たないままだけれど。傑作であることは間違いないので、見ていないヒトは死ぬまでに何度か見ておくべき。



最終更新日時 : 2015-06-16 10:11:08  

見出しはあからさまに間違ってますが^^;*1。眺めていて美しい。このまま「伝統と自然の一体化したインスタレーション」とかなんとかいうことにして残しておいても、充分話題になりそうな。

20150616095529

21本なんてことではなくて、200本、2000本、鳥取砂丘に並んだ淀江傘を想像するだに、ステキぢゃないか。伝統の手わざと雄大な自然、いわばアートでネイチャーなインスタレーションなんだからして、カツラ会社をスポンサーにでもつけて宣伝すれば、いい観光資源になるんぢゃないか。


それにしても、と思うのは、日本海新聞ニュースのナレーションを一手に担ってらっしゃるこの女性アナウンサーの声、気になるなぁ。ほのかに中西 龍アナウンサーの女性版的な雰囲気があるでしょ? でも名前さえわかんない。一体どういう方なのだろう?



事典 日本の地域ブランド・名産品

日外アソシエーツ
売り上げランキング: 1,214,586

  • 注1 2015年6月16日10時01分確認。公開されて間もなく、見出しと内容の不一致についてコメントしたのだけれど、どうも読まれていないのかしら\(^o^)/

  
20140419211808

本家「与太」ではツイートしたヤツを公開した気もするけれど、実家近くのキルト・パッチワークな道路。汚水管の付け替えだとか上水道の耐震化だとかで工事が絶えない。それでも傍観者として眺めているぶんには、ペイントされた記号や文字も相俟って、なんとなくある種のアートみたいに見えて来ないでもない。


20150209113733

こうも描き込まれていると、やはりこれは工事という目的を超えた存在感を放っていると受け止めざるを得ない。


20150209113731

描かれる記号や文字列の意味がわからないあたりが、独特の雰囲気を醸しているし。


しかしながら、

20150209113734

踏み固められているとはいえ、舗装されていない砂利道にまでペイント記号が描かれているのはどうしたものか。


20150209113736

砂利ばかりではない。針葉樹の枯葉、枯枝の上にまで。


20150209113735

おかげさまで、ペイントされた記号が徐々に拡散し消滅の一途をたどり始めている様子も観察される。


描かれた記号が消えるのと、工事が開始されるのとではどちらが早いのか。ずいぶん怪しいような気がしないでもない。


ご近所のはあんまりかわいいとは云えないなぁ。うーん。


イメージと意味の本   記号を読み解くトレーニングブック
ショーン・ホール
フィルムアート社
売り上げランキング: 76,351

ご近所のはトレーニングで読み解けるものぢゃなさそうだしなぁ。うーん。



«Prev || 1 | 2 | 3 | 4 || Next»

最近の記事


コメント


カテゴリー一覧
すべて
borujiaya
お知らせ
ことばをめぐるよしなしごと
ごあいさつ
すべてが「その他」であるような宇宙
ぼんやりと
やっぱり猫が好き
アートとかデザインとかそのへん
カルチャーっぽいもの
コミュニケーション
メイル
備忘録
僕自身のためのコンピューティング
入試小論文
単なる思いつきで深い考えはございません
堺散歩
小津安二郎
折々のリンク
散歩
文章讀本
日々のうだうだ
日々の与太
日々の埋草
映画
書く
総合
考える
自作自演
自然科学・科学技術とその界隈
訃報
読む
読書・本屋さん
象牙の門、角の門
音楽とか


検索
リンク
極私的脳戸栞
twitter


searched phrase

 ranking

 recent


Powered by Nucleus CMS

カウンタ
4099134 (7D:25324 Y:3843 T:676) [Mode]
 
別冊 日々の与太