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最終更新日時 : 2018-03-12 12:41:39  
別冊 日々の与太 » 本日の教えて君/「塾考」とは何か?

IMEでは「じゅくこう=塾講」、「じゅっこう=熟考」、iPhoneだと「じゅくこう=塾考」も候補にあり、「じゅっこう=熟考」。塾考は「じゅくこう」読みでの携帯・スマホの変換由来かも

2018/03/03 12:56

先日の「本日の教えて君/『塾考』とは何か?」hatebu、またmachida77さんhatebuにご教示を賜るm(_ _)m

iPhoneで「塾考」が変換されるのであれば、なるほどそれが原因となってこそ先のエントリで取り上げた使用の多さも生じるのだな、ということになりそうだ。

とすると問題は、単なる「熟考」の誤りが仮名漢字変換にうっかり登録されてしまったのか、それとも「塾考」という語が成立しておりそれなりに用いられているから登録されたのかということになる。ネット上での用例を見ているかぎりでは前者かなという気はするけれど、僕は本件で調べるまで「塾講」という語が成立していることさえ知らなかったくらいだから、そうだとは断言する自信はない。

現在でもオンライン辞書の類では「塾考」という語は確認できないが、Apple社というそれなりのビッグネームがやったことなのだから早々軽々には判断できない。学校で習う問題の考え方を「学考」というのに対して、塾で習うヤツを「塾考」と呼ぶ、なんてことがあったりするのかもしれない*1。ごく限られたローカルでならそういうおバカな単語が持て囃されることくらいありそうな気がしないでもない。

さて、実際のところどうなんだろう。自分でApple社に尋ねる手間をかけるほどの知りたさはないけれど、なんとなく気になる話ではある。う~ん^^;


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本件のようなテクノロジー絡みの新語の誕生の類は扱っていないし、何といってもすでに前世紀の書籍なので多少お薦めするのにためらいがないでもないのだけれど、日本語の変化を扱ったモノの中では抜きん出ておもしろい。綿密な調査に基づいた今後の変化のありようの、長い年月が必要になるとはいえ検証可能な仮説の提示など、少なくとも一般向けの書籍ではコレ以前はまぁ見かけなかったんぢゃないだろうか。世紀が改まってから同著者によって『日本語は年速一キロで動く』(講談社現代新書)も出た*2けれど、読書の愉しみとしては『ウォッチング』のほうに軍配は上がるんぢゃないかしら。




最終更新日時 : 2018-03-03 21:58:13  

「Chrome Music Lab」(Song Maker)hatebuにて、デフォルト設定での試作品。小節数や音域を増やしたり、テンポ・拍子・音色・モードを換えたり、多少は表現の幅を広げられなくはないけれど、Song Makerの長所は、あんまりそこいらへん凝ったりしないでパパっとテケトーに遊べるというところぢゃないかな。

入力出来る旋法にも音色にも音域にも制限があって、制作の自由度はおそろしく低い。本格的な作曲はまず出来ない仕様だけれど、気晴らしにイヂるにはちょうどいい。案外かえって需要があるんぢゃないかと思う。どうかしら。

オンラインのシーケンサーみたいなやつ、他にもいろいろ高機能なものはあるから、凝った作曲がしたいならそちらを使えばいい。だから、低機能を以て小馬鹿にしちゃぁいけませんね。


作った作品(もどき)がMP3なんかに変換出来て使えるようになると、YouTubeにアップする映像とかのBGMに使うユーザも出て来て、Song Makerの需要も一気に増えるんぢゃないかと思うんだけれど、そうはならないかなぁ。う~ん。


詳細は以下に当たられたし。


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  • 注1 多少の知識があったほうがわかりやすいところは出てきちゃうけれど。たとえば、モードの設定とか。「メジャー」「ペンタトニック」「クロマティック」の語義くらいは、けれど調べればすぐわかるところぢゃないかな。そうでもないかな。いずれにしても、ちょっとした試行錯誤で実感として意味を確認しちゃうという手はいつも有効だわね、こういうヤツって。


最終更新日時 : 2018-02-23 14:13:16  

是非とも上のtweet中のリンク先をご覧になっていただきたい。なんだかずいぶん用いられていることに驚く方も多いのではないか。Google日本語入力では「じゅくこう」で変換候補に上がるのは「熟考」、「塾高」*1、「塾講」*2くらいだから、「塾」と「考」を分けて入力しなければ出ない熟語ということになる。一発変換が無理であるのにもかかわらず、これだけ多くのヒトが用いているとは一体どういうことなのか。用いられているコンテキストからすると「熟考」の誤りなんぢゃないかと思うのだけれど、わざわざ誤字を入力するために「塾」と「考」を別々に入力するヒトたちがうぢゃうぢゃいらっさるのだと考えるのはかなり不自然なように思える。

「塾考」と変換するIMEがあるのか、それともそういう「熟考」の類義語あたりがあるの? 閲覧諸賢の日本語変換ソフトだと「塾考」、お出になる?


おまけ

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「Think Too Much (b)」収録。LPならA面に(b)、B面に(a)が収録されていたんだけれど、まぁそれはどうでもよろしい。セールスはあまりパッとしなかったとか何とかだそうだけれど、悪くないアルバムですぜぃ。cf. 「Hearts and Bones」(Wikipedia)hatebu「Renee and Georgette Magrite With Their Dog After the War」(YouTube)hatebuは人類悉皆必聴だと思う。


炎と怒り――トランプ政権の内幕
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「塾考」とは関係ないのだけれど、ことのついでに、まぁ。

売り文句に《「驚愕の書。抜群に面白く、同時にきわめて恐ろしい」――リチャード・ドーキンス》とドーキンスまで引っ張り出されているのね。ということは、トランプの自然科学関連政策の裏側みたいな話も登場するということなのかしら。そうなってくると、ちょっと気になり始めなくもないか。古本屋に安く出回り始めたら読むってつもりだったのだけれど^^;


  • 注1 慶應義塾高等学校の略称。
  • 注2 塾の講師の略称。アルバイトの学生たちが使い出した言葉らしい。

最終更新日時 : 2018-02-16 19:32:50  

書くか書くまいか迷っているうちにニュース・ヴァリューの類はすっかりなくなっちゃった話だけれど、備忘録ということで、まぁ。

tweet中の画像にあるメッセージ、一通りの訳は「ポール・サイモン、ツアー活動引退を表明」(BARKS)hatebuに出ている。画像ではなくテキストでstatementを読みたい場合は、「Statement From Paul Simon」(The Paul Simon Official Site)hatebuからどうぞ*1

すでに今月初めには「Paul Simon announces 'farewell show' in Hyde Park this summer」(Telegraph)hatebuというような話もあって、あぁ、と自分でも意味のよくわからない嘆息を漏らしていたのだけれど、そこにダメ押しの声明が登場したというところか。さらに振り返れば、一昨年『Stranger To Stranger』をリリースした直後の報道にも、引退が視野にあることを思わせる話が出ていて、今回の声明にまったく驚きはなかったものの、とはいえ来るべきものが来た感慨みたいなものはやはりある。遠からずやって来るだろう本当の終わりのことだって、どうしたって思わないわけにもいかないのだし。

Paul Simonは、Simon and Garfunkel時代も含めて、世評ほどライブが素晴らしかったとはお世辞にも云えなかったように思う。そもそも歌唱力だってそんなに素晴らしいとは云えないしなぁ。バックバンドの出来栄えばかりはいつも舌を巻くけれど。だから、ライブ活動の停止そのものは悲しい知らせだというわけでもない。でも、70歳代後半に入った年齢と「家族との時間を大切にしたい」というあたりからすれば、新しい曲作りやレコーディング活動もこれまで通りというわけにはいかないだろう。そういうことを考えると、寂しい知らせではないと云い切れるわけもない。


「How Paul Simon Changed My Life (Dave Carrol, @DaveCarrol)」(The Brant Advocate)hatebu*2や以前紹介した*3ジェフリー・ディーヴァーの「Novelist Jeffery Deaver on Paul Simon」(WSJ)hatebuみたいに Paul Simonのおかげで人生が大きく変わったというような経験はないけれど、NHK「ステージ101[ググる!]」の特集でサイモンとガーファンクルを知ってから、ずっと律儀に耳を傾けてきたアーチストとなると、そうなっちゃうのもそんなにおかしな話ではないよな。「アイ・アム・ア・ロック」の「僕は岩だ、僕は島だ」とか、「スカボロー・フェア」の「パセリ・セージ・ローズマリーとタイム」とかの画面に流れた日本語字幕の、ガキンチョには謎の文字列の奇妙な感触は、今でもときどき当時のまま心に蘇ってくる。弩エライ昔のことになりにけるかもなのにさぁ。そんなこんなで、大袈裟なアレはなくったって、まぁずっと並走してきた気分ばかりは勝手ながらいっちょ前にあったりする。


それにしても、と思うのは、日本での報道の胡乱。記事を書いている記者さんその他のヒトたち、Simon and Garfunkel解散後の Paul Simonの活動にろくすっぽ耳を傾けたことがないのではないかのような記事が多かったのがなぁ*4。S&GはS&Gで素晴らしかったけれど、ソロになってからの Simonの作品、比べようもなく面白いものになっていたのは間違いのないところなのだからして、『The Sound of Silence』とか『明日に架ける橋』とかばかりを代表作とする扱い、解散後のことを知っていてのことなら許し難い気がするぞ。日本では解散後の活動に必ずしも人気があったとは云えないのかもしれないけれど、知られていないことを伝えないでいて、一体何のためのメディアなんだ。ぶ~。


Paul Simonについて書きながら、音源が全然ないというのも寂しいのでなんとなく。邦盤発売当初の邦題「いつかお別れが」。なんちゅう訳し方やねん、とは思いますけれど。今はどうなっているのかしら。下記『Paul Simon』に収録されている。邦盤には今も邦題がついていたりするのかしら? それともカタカナ表記になっちゃったかしら?


PAUL SIMON
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PAUL SIMON
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Paul SimonのS&G解散後初のソロアルバム。彼のベストとは到底云えないのだけれど、聞き返した数はこれが1番多いかなぁ。


Stranger to Stranger
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Paul Simon
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一昨年のオリジナル・アルバムとしては最新盤。メロディ・ラインに新味は乏しくなったかもしれないけれど、全体の音作りはまだまだチャレンジング。


The Concert In Hyde Park
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昨年ようやくリリースされた2012年のライブ盤。

「ポール・サイモン、“フェアウェル公演”を発表」(BARKS)hatebuのフェアウェル・ライブ最後の会場もハイドパークなんだよなぁ。

その他のアルバムだってどれもこれも出来不出来も含めて面白いアルバムなので、まぁ人類のみなさんはお聴きになるがよろしい。cf. 「paul simon」Amazon.co.jpの検索結果。Spotifyからでもたしか今は全部聴けるんぢゃなかったかしら。『Paul Simon Song Book』あたりは怪しいか。



最終更新日時 : 2018-01-31 21:08:47  

いつの間にやら Spotifyで、Mike Dawes[ググる!]の『ΞRΛ』が聴けるようになっている*1

Mike Dawes2作目となる本アルバム、少なくともギター少年なヒトはその義務として聴かなければならないし、そうでないヒトも聴いてバチの当たらないアルバムになっている。未だ聴いていないヒトはさっさと聴かなければ、最早この世に生を享けた意味がないぞ、といっても少しくらいしか過言ではない。

細かく見ればこれまでになかった奏法が生み出されたというわけではないけれど、そうしたアレコレの楽曲中での使い方、楽曲の組み立てへの用いられ方あたりが、ポスト・ヘッジス時代のこれまでのギタリストの中では群を抜いている。このへん、少なくともギターを弄っているヒトならヤバいくらいに感じちゃうんぢゃないかしら。

というかまぁ、そういう細々した話はどうでもよろしい。とにかく、もう大したアルバムなものだからして、まともな感想を書く精神的ゆとりを今になってもまだ持てない為体。20年続いたポスト・ヘッジス時代がようやく終わりを迎え、新しい時代が始まったということをありありと実感できるアルバムだとでもいうしかないんだろうなぁ。うーん。そんなこんなで、『ΞRΛ』、タイトル通りの時代を画する名盤として語り継がれることに決まったも同然なので、各人懐の紐を緩めて、下記のAmazonページにてアルバムを購入しなきゃいけませんね\(^o^)/


もう60年代プレイ止まり爺ぃな僕にはコピーする気力も湧いて来ないのだけれど、YouTubeのオフィシャルチャンネルhatebuでは、すでに『Era』収録曲中4曲のヴィデオが公開されている。21世紀のギターキッズなヒトは、さっさと眺めて、コピーにチャレンジして、でもって挫折して、己が及ばなさ加減に絶望するといいですね! と云いたいところだが、YouTubeを検索しまくっているとホイホイとコピーしちゃう若い衆がいらっしゃるんだから、絶望しないヤツもそれなりの数いるんだろうなぁ、ちっきしょー\(^o^)/\(^o^)/


その他「Mike Dawes」に触れたエントリもよろしくm(_ _)m


新世紀
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  • 注1 もちろん、ファースト・アルバム『What Just Happened?』も聴けるぞ。万が一、罰当たりなことに『ΞRΛ』がすぐにはピンとこなかった場合は、そちらを何度か聴いた上で改めて『ΞRΛ』を聴くといいかもしれない。

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