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最終更新日時 : 2018-04-20 02:25:04  

あったのだけれど、出かけたのは2度か3度か。もう昭和30年代なんかは過ぎた時分の話。上の写真のだって、奥に写っている看板には「日本侠客伝[ググる!]」と「?篇」の字が確認できる。「浪花篇」であれ「関東篇」であれ、いずれも公開は1965(昭和40)年。したがって、写真はそれ以降の光景だということになる。講演タイトルからすると30年代最後の年の写真として取り上げられたというところなのだろうか。

夏休み前になると東映まんがまつりか何かで割引券が学校で配られた。それで出かけたとかぢゃなかったっけか。館周辺は写真よりもごちゃごちゃしていたような気がする。どんなものだったかはもう覚えていないのだけれど、ぼんやりと臭気が漂っていたような記憶もある。小学校への通学路をほんの少し外れただけのところにあったのだから、もう少しくらい出かけていてもいいはずなのだけれど、そのへんが気に喰わなかったのかもしれない。

通学路途中の米屋の壁だったっけかには、館の出し物のポスターが貼られていた。記憶はさほど鮮明ではないのだが、ジャンルも映画会社もちゃんぽんだったような気がする。徐々に日活ロマンポルノなんかの上映が増えてきて……とその後はよく知らない。進んだ中学校への通学路とは離れていたし、映画のポスターもあまりアチラコチラに貼られなくなっていったような気がする。

しかしなぁ、考えてみると「官能」なんて言葉を小学生時分に覚えちゃったのは、たぶん間違いなくこの映画館のせいだったんだよなぁ。


いつまで営業していたのかは知らない。こちらに戻ってきたときには跡形もなかった。


というわけで、実家界隈徒歩圏からは映画館がなくなってしまった。代わりになるのかどうか、「文化会館」と称する場所で、ときどき「名画」の上映会があって、母などはよく出かけている。「若草物語」だとか「嵐が丘」だとか。そういうのばかりだと名画座代わりにもならないんぢゃないかとも思うのだがヒトの入りは悪くないらしい。

ガッパは日活、大魔神は大映。松竹にだって宇宙大怪獣ギララがある。一応、東映にも怪獣の登場する作品、ないわけではないけれど、キャラ立ちした怪獣となるとはてさてというところだから諦めるとしても、ここはせめてギララも加えて3本立てとしたいところか*1

実は、ガッパ、劇場では見たことがない。怪獣映画はやはり大きなスクリーンで、今となっては粗としか見えない細部も含めて迫力を味わいたいところだけれど、さて、出かけるかどうか。


コタ研の不具合

現在、押尾コータロー研究所が閲覧不能な状態になっちゃっている。ちょっと当方の手に余る状態なので復旧には時間がかかりそうだ。いろんな方の書き込みもいただいているサイトなのに、申し訳ないm(_ _)m

開発が止まっちゃった(?)PukiWikiでの展開は止めて、別のプラットフォームの使用も考えていたところ、いずれにしてもいくらか時間がかかることになる。ろくな更新もしていなかったくせにこういうのもなんだけれど、愛着のあるサイトなのでなんとかしたいところ。うーん。


MediaWikiの、出来れば日本語で書かれた入門ドキュメントってないもんですかね。それともいっそ、当初のようにベタなHTMLで作ったほうが長続きしやすいかしら。


ここのところの復旧エントリ

だいたい作業順になっている(はず)。


更新状況を知るには

「せるくまに関するNeanのはてなブックマーク」 はてなブックマーク - せるくまに関するNeanのはてなブックマークをご覧いただくと、通常の更新共々、エントリ復旧の様子もだいたいのところ、ご確認いただけるようになっている。ただし、僕個人が読み返すためだけに復旧させたエントリに関しては、ブックマークしていない。


立ち読み課題図書、その他

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道良寧子℠hatebuさんの旧著新装版。お子さんなりお孫さんをお持ちの閲覧諸賢ならば、たぶん今なら必携本。


復旧状況とは関係なく強力プッシュ中。これまでの文章術指南書に飽き足らないヒト、添削指導の質向上を図りたい文章指導に当たるヒトは、まず読むべき。


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27年ぶりの改訂版なのだそうな。4月19日。


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ご注文あり。どなたがどんなことで表彰されたのかはわからなけれど、おめでとうございますぅ。


今は飼っていないのだけれど、気になる話ではある。覗いてみると、他にもいろいろ類書が出ているのですね。


  • 注1 ポスターをよく見ると「第7弾」とある。すでに東宝特撮も存分に扱い、ギララも登場済みということなのかな、ひょっとすると。


最終更新日時 : 2018-04-05 19:43:30  

これはちょっとどうなんだという見出し。「菊池桃子さんに対するストーキングを仕出かした容疑」ということだろうけれど、そう読むためには見出しにはない主語、ストーキングを仕出かした誰かさんを示す言葉が別途必要になる。おそらくは共同通信配信の記事に基づいているのだろう「菊池桃子さんにストーカー容疑」(神戸新聞NEXT)hatebuも、タイトルバーへの表示はさておき、記事に付された見出しは「菊池桃子さんにストーカー容疑 無職の男を逮捕、警視庁」と、別途の誰かさんを補うものになっている。

以前にもネット報道のケッタイな見出しについて触れたことがある*1。報道されたそのときどきにおいてすでにいろいろ面倒があるんぢゃないかという話をそのときは書いた。でも、現在のネット上の報道のあり方を考えると、将来にわたってもいろいろ面倒を引き起こすんぢゃないかというようなことも気になる。

上のtweetについてだけなら、記事も読めちゃうから実は何も問題はないのではないかと云えなくはない。けれど、話はそこには落ち着かない。世の中では見出しのみを利用した記事へのハイパーリンクはさほど珍しいものではないんだもん。加えて大手既成メディアによる報道の場合、記事はたいていいずれ削除される。産経新聞のようにほとんどの記事が残されているケースもないわけではないけれど、そういうのは例外と見ていい。そうなると僕たちは記事の内容を見出しから想像することになる。たとえば、上にちょいと触れた以前のエントリには《「14都府県は岩手、東京、京都、大阪など」(47NEWS) はてなブックマーク - 14都府県は岩手、東京、京都、大阪など - 47NEWS(よんななニュース)》というリンクが設けてある。しかし、すでにリンク先の記事は削除されていて読めない。「14都府県は岩手、東京、京都、大阪など」というような、記事の内容のヒントにまったくならないようなものでは、いったいかつて何が起こったのかを想像するのはすごく難しい。でもそのおかげで誤解が生じる可能性も小さいだろう。しかし、「菊池桃子さんにストーカー容疑」となるとどうか。記事の確認が出来ない未来の読者はどうしたって菊池桃子がストーカー容疑を受けちゃったんだなと想像するに決まっている(んぢゃないか)。というとこいらへんを考えると、現時点でも何事もタイトルと見出しで記事内容を即断する「読者」層*2が犯しちゃっているかもしれない名誉毀損的誤解は、たぶんネットの片隅のあちこちで将来にわたってくすぶり続けることになるのかもしれない。

もちろん、見出しにそれなりの関心を寄せたユーザなら、関連情報が他にないか調べるかもしれない。そうすれば、記事本文が仮に削除されていたとしても、「菊池桃子にストーカーの男が逮捕」(デイリースポーツ online)hatebuのようなことのあらましを大きく損ねることのない見出しが見つけられるだろうか。「菊池桃子さんにストーカー容疑」と「菊池桃子にストーカーの男が逮捕」、後者はたしかに前者より1字長い。しかし、その程度の字数を減らさなければならない切実な理由、はたして共同通信にあるのかどうか。こういってはアレだけれど、天下の共同通信がスポーツ紙にあからさまに負けちょるという事態、結構ヤバいんぢゃないですかね*3。そうでもないですかね。う~ん。

同じ共同通信でも、こちらの見出しなら話は問題なく通じちゃうのにね。


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アイドル時代もムー時代もその後も、僕はまともに関心を払ったことがなかったので、そのあたりはさっぱりわかんない。《菊池桃子 包括的[ググる!]菊池桃子 インクルーシブ[ググる!]菊池桃子 PTA[ググる!]》あたりでようやく、へぇ~となった程度。というわけで、別にファンだからことさら怒っているというわけぢゃぁございません。




最終更新日時 : 2018-03-27 18:35:49  

Stamford March for Our Lives の YouTubeチャンネルhatebuから。

というようなツイートからすると、飛び入り参加ということなんだろうか。

メリケンの有名人さんたちの、March For Our Livesへの参加となると、「MLK Jr.'s granddaughter: No guns in this world」(CNN、YouTube)hatebu「Paul McCartney references John Lennon at march」(CNN、YouTube)hatebu、その他いろいろのみなさんの「Celebs support student-led March for Our Lives rally」(USA TODAY、YouTube)hatebuあたり。こうしたワシントンのデカい集会での参加の様子と比べてみると、グッと小さい集会での Paul Simonの飛び入りは、地味で目立たないものに感じられる。というか、今までのところメジャーなメディアには取り上げられていないのだから、実際に地味なんだな。

こうした参加、自身の影響力の行使をどんなふうに捉えてのことなのか、飛び入りなのだとすればそこいらへんは考えても仕方ないのかもしれない。「The Sound of Silence」という歌を選んだことも、わかるようでいて実はよくわからない。《Ten thousand people, maybe more》と歌われて、声をあげて喜ぶヒトもいるけれど、そのてんさうざんどなヒトたちが何をするかといえば、

People talking without speaking
People hearing without listening
People writing songs that voices never share
No one dare
Disturb the sound of silence

ってなわけで、とりようによってはこういう集会への皮肉と取れなくもないでしょ、歌詞*1。女の子が「No More Silence」のプラカードを掲げたことからの、単純な言葉の連想からなんだろうか。《Silence like a cancer grow》だったりするわけだから、それはそれで筋が通るのかしらね。その他あれこれよくわからないのだけれど、老尊師のやらかすことなんだから解釈なんぞはさて措いてまずはそのまま記憶にとどめおくべし。


「The Sound of Silence」というタイトルとは裏腹かもしれないけれど、March for Our Livesでのこととなるとどうしても思い浮かべずにはいられなくなるのが Emma Gonzalezのこれかな。

こちらは沈黙の力ということになるんだろうか。怯え続けた時間を、本当に想起できるのはその場に居合わせた者だけだろうが、それでも、ということはあるだろう。たぶん、これは伝説となるような「スピーチ」になっていくんだろうな。

自動生成英語字幕だと彼女の亡くなった知人友人たちの名前その他がよくはわからないのだけれど、そういう場合は、「【フロリダ高校乱射】エマ・ゴンザレスさんの演説」(BBC News Japan、YouTube)hatebuをご覧になるといい。スピーチの中身は日本語字幕でよくわかる。ただし、こちらは沈黙部分がほとんどカットされている。比べてみるとスピーチ全体には漲っていた「沈黙の力」みたいなものの存在が改めて浮かび上がってくる。

事件のおかげでそのつもりもたぶんないままに有名人になってしまった事の成り行きに、圧し潰されることなくむしろそいつを引き受けて立っていると見える姿は、いろんな意味での己の甘さを責めつつもやはり心動かされる。

「沈黙」を超えて語るとはどういうことか、というようなことを考えたり考えなかったり。


Stranger to Stranger
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一昨年のオリジナル・アルバムとしては最新盤。メロディ・ラインに新味は乏しくなったかもしれないけれど、全体の音作りはまだまだチャレンジング。



最終更新日時 : 2018-03-26 23:32:02  
じゃんけん

じゃんけんの勝敗図*1

奇抜、と見える設問に出喰わせばだれだって驚く。でも驚いたまんまぢゃ答案は書けない。

ではどうするのか。毎度基本に立ち返る以外にあんまり打つ手はないというとこいらへんが今回のお話。

例題

じゃんけんの選択肢「グー」「チョキ」「パー」に、「キュー」という選択肢も加えた新しいゲームを考案しなさい。解答は、新ゲームの目的およびルールを説明するとともに、その新ゲームの魅力あるいは難点も含めて、601字以上1000字以内で論じなさい。

2018年早稲田大学スポーツ科学部


基本的な考え方で論考の大枠は割とすぐわかる(んぢゃないかなぁ)

(大人の事情により本問についてはここで詳説するわけにはいかないので、いとぐちのあらましだけだけれど、参考くらいには充分なるんぢゃないかしら。ならんかなぁ。う~ん/(^o^)\)。

意外な出題で一番まずいのは、意外だった点に目を奪われたまま答案のアイディアを練ってしまうことだ。本問でいえば新しいゲームのルールの案出にのみ目を奪われてしまい、設問の核である「論じなさい」が手薄になってしまうこと。予想していなかった内容や形式をもった問題ほど、冷静に基本を振り返って考えられるかどうかが重要になる(ことが多い)。

本問の場合、新しいゲームを作ることがテーマになっている。一般に、古いものになにがしかの手を入れなければならないということは、古いものに問題点/改善すべきところがあるからだということになっている。世の中は広いから、気分転換にちょいと新しくしてみようぜぃってな場合もあるには違いないだろうが、そのへんは酔狂であって、ここでは取り合わない。

設問は新しいゲームについて「目的」「ルール」「魅力/難点」の3点を語るように求めている*2。とすれば、じゃんけん(古いゲーム)についてもその3点から分析して見直してみればいいんぢゃないかということになる。

たとえば……。《じゃんけんは、一般的にいろんな物事の優劣や順位を決定するために用いる簡便公平な手段としての利用》が「目的」だといえるだろう。で、「ルール」は閲覧諸賢先刻御承知の簡単なもの。だから、《(手指その他に怪我や障碍がないかぎり)だれもがすぐに参加できるという長所(魅力かな?)がある一方で、勝敗は実質的に偶然頼りであり技量を鍛え上げ技を磨き上げるような愉しみに欠ける(難点)がある》*3と整理できるかもしれない。

そうすると新しいゲームは、そういうじゃんけんの性質と対照的なものとして構想されることになるだろう。新しいゲームは、

  1. 何かのために利用する手段ではなく、それ自体を愉しめることを目的とするようなゲームである(手段×⇒目的○)
  2. いろんな物事に利用するという汎用的なものではなく、特定の目的に利用するゲームである(一般×⇒特殊○)

というような2種類あたりが思いつきやすいものとなるかなぁ。

で、たとえば1.を採ってみると、考えられるゲームでは《複雑でも構わないから、深く習熟すればするほど培われた実力で勝負できることを重視したルール*4》が必要になるだろうし、その分《入門者がルールを知りさえすれば即座に参加できるような簡便さに欠けるという難点を持つが、それ自体にじっくりと取り組み実力を身につけた上で勝負に臨むような愉しみを魅力として獲得する》ものになる、みたいな論考の大きな枠組みを考え出すことができるだろう。

2.を採るとすると……ってなあたりは自分で考えてみてちょ^^;。ルールも含めると、たぶんこちらのほうが考えやすいんぢゃないかしら。

このへんの考え方は、《旧vs.新》という対比の形で整理できるところだから、発想としては割と基本に忠実なもの*5。対比・対照で考えろとかなんとかいったあたり、似たような話は塾や予備校の小論文の授業で耳目にしたことがあるんぢゃないか。現代文でだって、そこいらへん読解の要諦の一つとして耳タコぢゃないかな*6。でも、基本に忠実ならだれでもそういう発想をとってしまって皆似たり寄ったりの答案になるかというと、予想外の出題に対して基本に忠実にホイホイなれちゃう冷静なヒトはレアなのが現実。

で、上記のようなあたりを考えないで臨むと、新しいルールの説明ばかりに記述を割いてしまい「論じなさい」に応える議論なんか書いてらんないってな具合になっちゃう。


で、ルールのほうは書きません。ケチだからぢゃなくて*7、アイディアを書き始めるとキリがなくなっちゃうんだもんね。設問にはルールについての制約が一切書かれていない。キューと他の選択肢との関係、位置づけもさることながら*8、たとえば、個人戦 or 団体戦、点数制なのか単純に勝敗を決するだけなのか、一回こっきりなのか複数回で勝負が決まるのか、あるいははたまたゲームの途中でグーチョキパーキューの強弱関係を変化させるかどうかとか……何もかもに制限制約がない。考え得るアイディアを書き並べるときりがなくなるもんね。

逆にいえば、その部分で他の受験生と争おうと考え出すとまぁ無限地獄で阿鼻叫喚*9ですね、って感じぢゃないかしら。限られた字数と時間の中で抜きん出て興味深いルールを案出するのはきわめて困難。先に述べたような論考部分を固めて、ルールの練り上げは論考に沿う形であっさりと、ってくらいが答案の充実には有効だというのが実際のところなんぢゃないかと思う。もちろん、早稲田くらい受験生がいれば、試験中にだって素晴らしいルールが考案されるってことがあってもいいに決まっているんだけれど、それでもそのへん、自信をもってこなせる受験生は少ないんぢゃないですかね。そうでもないですかね。う~ん。

と、そんなこんなで奇抜に見える問題でも、基礎基本を大切にしませうね、というお話でした。


おまけ

今回の早稲田大学スポーツ科学部の出題には、正直なところ僕も驚いた。たしかに昨今はエレクトロニック・スポーツ[ググる!]e-スポーツ[ググる!])みたいなスポーツ概念の拡張と見えるものやら*10超人スポーツ[ググる!]みたいな、身体を使いながらも仮想現実や拡張現実のテクノロジーを持ち込んだ新しいスポーツの開発やらがあったりして、競技を開発することもスポーツ科学に求められているのかもしれない。面倒臭いからもう詳細は書かないけれど、超高齢社会からだって似たような需要は考えられる。だから、実はそこいらへんの話題を扱った出題も可能性として考えて来なかったわけではない。でも、実際に紙上で競技を開発させるという実践が問われるとは、これっぽっちも想像していなかった\(^o^)/

でもまぁだからといって、それなりにまともな小論文の指導を受けて来たってんであれば、打つ手なしってことはマズない。それはそれでないがしろに出来ない大切なことであって*11一概に悪いときめつけるわけにはいかないのだけれど、出題傾向に沿った知識講座みたいなのばかりってタイプの指導ぢゃ困るわけですね。知識だけではなくて、そういうものの使い方(=考え方)の基本も何とかしてくれなきゃぁね。といいつつ、そこいらへんの記事、ここではまだ書いてないなぁ\(^o^)/。すみません、すみません。

それにしても、こういう出題は今後も警戒すべき傾向になるのかなぁ。ここ何年も早稲田大学スポーツ科学部の出題って、少なくとも出題の形はずいぶん変化しているから、まぁ今さらそんなことで悩んでもしょうがないかぁ\(^o^)/


吉岡のなるほど小論文講義10
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小論文の参考書としては異例のロングセラーの改訂版。たぶん論評系ブロガーさんなんかを目指す若いヒトも読んで役に立つんぢゃないですかね。



  • 注1「Rock–paper–scissors」(Wikipedia)より拝借。
  • 注2 「目的」という言葉は、「ルール」の内に捉えることもある。競技の、すごろくに譬えれば「あがり」に相当するヤツを「目的」としてルールに定めるわけ。でも、ここでは設問に合わせて別扱いとする。
  • 注3 「偶然頼り」と云い切っちゃうと違和感を覚えるってヒトもいるみたいだけれど、まぁそうだから仕方ないですね。ごく限られた仲間内なら出す手の癖みたいなものがあって、それなりに心理的駆け引きが存在し得るケースも考えられないでもない。でも、参加者が多い国際大会(なんとそういうのが存在するのだ!)の例年の上位入賞者を見ると、毎年入れ替わり立ち替わりで同じ名前が登場することなんてほとんど皆無といっていい状態なの。つまり、従来のじゃんけんは実力勝負というよりも「偶然頼り」と見たほうが実情に近いんぢゃないですかね。cf. 「じゃんけん 10 主要な大会」(Wikipedia)に出ている World Rock Paper Scissors Society sanctioned tournamentsの結果など。
  • 注4 心理的駆け引きがモノをいうルールとか、確率的な計算が直感的にパパっとできるかどうかが勝敗を分けやすいルールとか
  • 注5cf. 「比較対照ってやっぱ重要だと思うなぁ」hatebu。必ずしも小論ネタとして書いたわけぢゃないけれど、十分参考になると思うぞ。
  • 注6 読むべき文章にそういう形が存在するということは、書くべき文章にそういう構造を作り込めばいいということになるでしょ?
  • 注7 ケチでないわけでもないかぁ\(^o^)/
  • 注8 あんまりちゃんと考え抜いていないからアレだけれど、このへん、そんなに複雑な関係を設定するのはむずかしいんぢゃないかな。基本的構造は、大雑把に見て2通り。一つはキューを旧来のグーチョキパーと対等なものにするというパタン。じゃんけんの選択肢それぞれは他の2つの選択肢との勝敗関係しか持たなかったが、キューが加わると3つの選択肢との関係を考えなきゃいけなくなる。そうなると、一つの選択肢が他の3つの選択肢に対して取り得る勝敗パタンは、(勝ち×2、負け×1)、(勝ち×1、負け×2)、(勝ち×1、負け×1、引き分け×1)くらいになるのかな。全体で選択肢が全部同じだったり4通り全部がそろったりすると、これも引き分け。そういう簡単な設定ぢゃつまらないというヒトもいらっしゃるだろうし、多人数だとあいこ(引き分け)が増えて勝負がなかなかつかないぞと文句をつけるヒトも出て来そうだけれど、「目的」をこいつに合わせて考えれば、こういうルールもアリだろう。▼もう一つは、グーチョキパーに対して上位/下位にキューを位置づけるパタン。たとえば、キューを他の選択肢すべてに勝つ/負けるような設定。もちろん、それぢゃぁだれもがキューを出す/出さないに決まっているので、なんらかのハンディ/あるいはハンディの逆(なんていうんだ?)か何かを設定することになるだろうけれど……ってな感じで、ありがちな答案としてはこのへんを基本にしたルールを考えてるんぢゃないか、と思っちゃうんだけれど、どうかしら。▼細かいところはさておき、想定されるルールのほとんどはこの2つの基本構造のヴァリエーションにとどまるんぢゃないかなぁ。たとえば、キューは他の選択肢と同時に提示することで意味を持つようにするとか。そういうのはだいたい後のパタンになるんぢゃないか。
  • 注9 「無間地獄」の洒落です。すみませんm(_ _)m
  • 注10 僕みたいなコンサヴァ爺ぃには、派手なコンピュータゲームくらいにしか見えないんだけれど。
  • 注11cf. 「本日の小論文のお勉強/早めに取り組みたいこと」hatebu

最終更新日時 : 2018-03-18 22:03:29  

もうずいぶん以前のエントリ、「本日の埋草/ももちゃんの戦略」hatebuで紹介したヤツ、思いつき的な解釈を施してみて悦に入っていたのだけれど、ここへ来て、これはヤラれたと考えるより仕方がない話に出喰わしちゃった\(^o^)/

これ。

「昨日の話」がどのようなものなのかは、タコ・ソ・ノモノさんのアカウントページを覗いても確認できなかったのだけれど、それはさておき、これはありそうな話だわね。なるへそ~だわね。

「ももちゃん」となると対ヤクザさん効果はバツグンにありそうだよなぁ。「なかよしハイツ」よりも強烈なくらいぢゃないかしら。ももちゃんハイツがあったあたり、特別ヤクザさんに配慮しなければならないというような地域ではないんぢゃないかと思うのだけれど、それでもヤクザさんは世界に遍在するのだろうから、そういうまじないもまた世界の至るところで行われるものなのだろう。実際に確認をとったわけではないけれど、これはもうそれ以外に考えられないくらい強烈な説明ですね。う~ん。


誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性
セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ
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エントリとはとくに関係ないのだけれど、元Googleのヒトが書いたビッグデータねたの本、かなりおもしろそうだ。著者による「The Songs That Bind」(The New York Times)hatebuなど、おおよそ本書の話の展開具合を伝えてくれる記事になっているんぢゃないかしら。男性は13-16、女性は11-14歳頃聴いた作品で音楽の好みは決まる傾向にあるとかなんとか。そういった話が Spotifyの統計やら Googleの検索結果やらの類の分析からホイホイと導き出される。もちろん、少なくとも音楽の好みの決まり具合はそういう傾向があるというだけであって、それですべてが決まるという話ぢゃぁないのだけれど、主体性だの意志だの以上にヒトを動かす構造があるというのはわかる話。とはいえ、普段から意識してなどいないってヒトが圧倒的に多いでしょ?



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