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最終更新日時 : 2017-09-19 16:22:00  

Milan Records USAの YouTubeチャンネルhatebuから先日公開された。ということは再発売されるということかしら、とググってみると、

というわけで、リイシュー盤登場ということらしい。登場しているのみならず、Pitchfork記事の評価も8.4とずいぶん高い。だから、というわけではないけれど、たぶんたいがいのヒトの耳にも気持ち良く響くんぢゃないかしら。

当時の自分を振り返ってみると、芸能山城組[ググる!]そのものは何となく過去のモノとして聴き流していたような気がする。たぶん、小泉文夫[ググる!]のNHK FMのなんだっけかで知ったのが中学か高校の時分。ケチャもそのへん経由で知ったのではなかたかしら。と振り返ってみると曖昧模糊とした記憶しかないことに気づく。胡乱な関心しか払っていなかったということなのかなぁ。うーん。『AKIRA[ググる!]』は原作が大学に入ってから。アニメ版の登場はその後ということになる。

ずっと後になって大橋 力『情報環境学』(朝倉書店)中、集団的な祭祀から個室での薬物使用へ至る、なんだっけか、快楽追究の歴史批判みたいな話を通して改めて集団的な祭祀の力を顕揚するという展開の登場に*2、芸能山城組のことを思い浮かべて、改めて調べてみたら、なんだ、この大橋 力[ググる!]というヒトが山城組の親分たる山城祥二[ググる!]と同一人物であったのかぁ、と知るテイタラク。

春取り上げた「本日のBGM/Midori Takada - Through The Looking Glass」hatebuにしても、つい先日取り上げた「本日のSong/Holger Czukay - Cool In The Pool」hatebuにしても、80年代のアレコレとは、もちっと違った付き合い方があっても良かったのかな、と爺ぃ臭い繰言メイタことを考えないでもない。けれど、まぁそれはそれで当時の関心と事情があったのだから、考えるだけアレですかね。

というようなダッサイ自分語りはさておき、『AKIRA』のサントラ、気持ちいいっすね。


Akira - O.S.T.
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CDのほうはもう出ているのですね。これで高騰していたマケプレ価格もどうにかなってくるかしら。


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今回の本の丸というところですかね。ビクターのページにあるよりもずいぶん安くなっているけれど、ビクターのほうはもう発売予定日15日を過ぎている。アマゾンは29日とまだちょいと先ということになる。


情報環境学
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大橋 力
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  • 注1 あやふやな記憶に基づくアレだけれど、順がなんとなくオリジナルとは違ってないかしら。まぁ、リイシューの2枚組LPでもアナログの特質を考えて曲順を改めたとかなんとかだとかだそうだし、この再生リストはそれとも違う曲順なんだけれど、これはこれで気持ちよく聴けちゃうから、文句はございませんがぁ、一応為念。
  • 注2 火事で焼いちゃって以降、読み返す折を持たないままなので、記憶は怪しい。


最終更新日時 : 2017-09-07 18:13:50  

Holger Czukay[ググる!]ホルガー・シューカイ[ググる!]*1)が亡くなった。Holger Czukayとなると上にあるとおり、Canの創設メンバーとして知られるというのが常識的な理解ということになる。いくらかお若い世代の方には、David Sylvianとのコラボの類を思い浮かべる方もいらっしゃるだろう。けれど、僕と同年輩の日本人リスナーであれば、「Persian Love」hatebu*2を思い起こすのではないか。あるいは、Holger Czukayの名前を知らなくても、これなら聴いたことがある、と遠い記憶を揺さぶられ、ついでにバブル直前期~最初期当時の社会の雰囲気なんかを思い起こしたりするんぢゃないか。サントリーの角瓶だか樹氷*3だかのCMで使用されたり、「スネークマンショー[ググる!]」にも収録されていたりで、当時は至るところで耳に出来たからだ。たぶん、国内ではヒットしたんだろうと思う。

冒頭でとりあげた「Cool In The Pool」は、その「Persian Love」とともに『Movies』に収録されている*4。音作りの先進性とか何とかならひょっとすると「Persian Love」に軍配は上がるのだろうけれど、「let’s get cool」なり「let's get hot」なりのしつこい繰り返しのおかげなのかどうか、こちらのほうが思い出す折が多い。こちらでもテープによるコラージュは行われているし、それがさほど目立たずに聴きやすいお茶目でポップな作品に仕上がっていて、こちらがヒットしていたって全然バチは当たらないと思うんだけれど、さてどうか。


Canは聴き流しただけだし、本人のアルバムも『Movies』と『On the Way to the Peak of Norm』くらい、後は David Sylvianとの共作しか知らない。というわけで、訃報記事を書くほど聴き込んできたファンではない。でも、訃報を知れば、それなりに思い出すことはあるということになるのかな。ここには書かないけれど、学生時代からプー太郎時代にかけての、すったもんだのあれこれをついつい思い出しながら、爺ぃ臭い種類の胸キュンを味わった次第。いやはや、やれやれ。と、そんなこんなで、こういう中途半端なエントリ、とりあえずは書き手本人の備忘録として。


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本盤、マケプレ価格がそれなりに高くなっちゃっているのだけれど、当時のLPジャケットはこういうデザインだったということで。


Movie
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昔のジャケット・デザインなんぞはどうでもよろしい、音が聞ければいいということなら、リイシュー盤のこちら。タイトルが単数形のびっくりマーク付きになっちゃってるのはなんでかしら?

一通りのアレコレは「Movies (album)」(Wikipedia)hatebu、リイシュー盤については「Holger Czukay: Movie! Album Review」(Pitchfork)hatebuを参照のこと。どっちも英語だけれど\(^o^)/


それにつけても、「Oh Lord, Give Us Money」hatebuでございますわね。うーん。


  • 注1 昔は「ホルガー・チューカイ」表記が主だった。いつ頃から入れ替わったんだろう?
  • 注2 リンク先はYouTube。ただし、野良モノなので削除されることもあろうかと思う。そん時は、「Holger Czukay Persian Love」で検索されたし。これだけの作品なんだから、いつであろうとだれかが必ずアップしているんぢゃないか。/当時、今のようなデジタルサンプラーはなかった(んぢゃないかな)。テープの継ぎ接ぎ・回転調整とかダビングとかであぁいう音が作られていたことになる。大したもんぢゃないですか。/このへん、たぶんロックなりポップなりからの影響というよりも、サンプリングの音源を短波ラジオに頼っていたりするあたりからして、師匠のカールハインツ・シュトックハウゼン(Karlheinz Stockhausen)からの影響があったんぢゃないかしら。当てずっぽだけれど\(^o^)/
  • 注3 そういう焼酎モドキが昔はあったのですよ。今もあるのかしら?
  • 注4 たぶん、「Persian Love」がヒットしたせいなんだろう、アルバムの邦題は『ペルシアン・ラブ』とかだったような記憶が……^^;


最終更新日時 : 2017-09-04 22:22:11  

「文句なし」と消費者には想像させつつ、実は「語るほどのことは何もない」と読むのが正解だったりしそうな。


食について薀蓄を傾ける趣味は持たないけれど、多少は知られていいこととして塩茹での落花生はうまいという事実くらいは書かせていただいてもよろしいかと思う。炒ったものに慣れていると最初はその柔らかさに違和感を覚えるかもしれないが、しばらく喰い続ければそのへんよくご理解いただけるだろう。冷凍モノは試したことがないので、上の製品についてはわからない。でも、店で茹でたヤツは冷えてしまってからでもうまい。



  

「本日の埋草/矢吹康健」hatebuで、龍神と栄橋に少しばかり触れて、そういえば……と出かけたのが栄橋町にある神明じんめい神社。以前、蘇鉄山登山^^;の折に登頂認定証をいただいた神社だ。写真は鳥居左手に並ぶ真新しい石玉垣。

龍神・栄橋界隈はさほど歩いたこともなくて、遊郭の面影を残す建物(跡)といえそうなものに思い当たる節がない。というかそもそもどのような特徴がその面影といえるのか知らない\(^o^)/。唯一思い浮かぶ痕跡が神明神社の石玉垣なのだ。といってももちろんこれほど新しいと何の跡もないのだけれど、石玉垣の並びを本殿のほうへ向かって辿ってゆくと、ちょうど時間を遡るような感じで、石に刻まれた文字の様子が変わってゆく。

寄進・勧進の歴史みたいなものはさっぱり知らないのだけれど、現金ばかりではなくて國債の類で行われることもあったとはね。金額も、正確な時期がわからないと雑な話になってしまうけれど、「帝國」なんてあるんだから戦前戦中、「壹百圓」「貳百圓」ってのは、そこそこそれなりの額なんぢゃないか。『「月給百円」のサラリーマン』なんていう戦前のことを扱った本もあるくらいから、ひと月分のお給金くらいはポンと気前よく出せるヒトたちの名前なのだろう。

というような話はさておき、さらに奥方向に進むと刻まれる名前に個人名がグッと減ってくる。代わって増えてくるのが「なんとか樓」。ただ店の名前が増えるだけなら堺のこと、地元有力者が商家であることに不思議はないけれど、こういう名称の偏り方は、この界隈の有力者の商売の偏りも示しているみたいに見える。

「樓」といえば妓楼、「郭」といえば遊郭、というような、いかにも素人臭い連想がどの程度正しいか、ちょっと自信がなかったのだけれど、ググって見るとこの場合はそれなりに正しいみたいだ。

堺の遊里といえば、まず北高洲町、南津守(乳守)。続いて寛政期あたりの堺港改修に伴って出来たのが龍神、栄橋という順序。何にしても1945年の大空襲と1958年売春防止法[ググる!]完全施行で一巻の終わり。もちろん、そこで一巻の終わりにならなかった遊里・色街も他所にはいろいろあるのかもしれないが、堺では残念ながらなのか幸いにもなのか、消滅したということのようだ。

豪商がいて遊里があってとなれば、仮に遊里そのものが消え失せても吉原のように後の世に語り継がれるような文化的な何かが過去生まれていても良さそうな気もするが、そこいらへん、不勉強で知らない。ひょっとするとそんなものはなかったのかもしれない。よくは知らないが今でも怪しい商売のほうは続いているらしい吉原でも、考えてみれば今では高尚な文化的アレコレで語られることはあまりないんぢゃないか。曾孫引きになっちゃうのだけれど……。

小山内薫は、この点を的確にこう述べている

江戸演劇の作者が好んで吉原を舞台にとつた理由は明白である。当時の吉原は色彩と音楽の中心だつた。花魁のしかけにも、客の小袖にも、新流行の奔放な色と模様とがあつた。清掻すががきの賑かさ、河東、薗八のしめやかさ。これは今日の吉原に見る事は出来ぬ。今日の吉原は拙悪なチヨオク画の花魁の肖像と、印半纏に深ゴムを穿いた角刈と、ヴイオリンで弾く『カチユシヤの唄』の流しとに堕してゐる。当時の吉原は実際社会の中心であつた。百万石の大名も江戸の名うての俠客も、武家拵への大賊も、みんなこゝへ集まるのであつた。それ故、劇中の人物に偶然な邂逅をさせるのに、こゝ程便利な場所はなかつたのである。併し今日の吉原をさういふ舞台に選むのは無理である。大門側のビィアホオルのイルミネエシヨンの下で、計らず出会ふ奥州訛りの私立角帽と農商務省へ願ひの筋があつて上京中のその伯父さんとである。裸の白壁に囲まれた、ステエシヨンの待合じみた西洋作りの応接間で、珈琲入角砂糖の溶かした奴を飲まされ、新モスの胴抜に後朝の背中をぶたれるのは、鳥打帽のがふひやくか、場末廻りの浪花節語りである。今日の吉原は到底 Romantic の舞台ではない。

(『世話狂言の研究』――久保田万太郎「続吉原附近」に引用)

エドワード・サイデンステッカー『東京 下町山の手』(ちくま文庫)、pp.230-1

むしろ逆に、江戸期文化の一つの華として吉原が存在し得たのが非常に特殊な出来事だったということになるのかもしれない。龍神・栄橋の遊里みたいなものは、そこいらへん、裏返しの傍証にはなるのかなぁ。うーん。と、書いてみれば当たり前にすぎることを今さらのように、まぁ。

神明神社

左側の石玉垣をたどると上の写真にあるアレコレが見られる。ちなみに現在、

とのこと。現在のサラリーマンの月給がいくらなのかは知らないけれど、どんなもんでしょうかね。というか今でもそれくらいかかるものなんだろうか。いずれにしても、僕の懐具合で何とかなるということばかりはなさそうだなぁ。う~ん。関心のある方は、問い合わせてご覧になってはいかがかしら。


参考文献、みたいな

東京 下町山の手 (ちくま学芸文庫)
エドワード サイデンステッカー
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僕が参照したのはこちらだけれど、現在なら『東京 下町山の手 1867-1923』(講談社学術文庫)のほうが入手しやすい。先行する単行本では原書から省略された部分も多いらしい。単行本もときおり古本屋で見かけるが、たぶん文庫版のほうがいい。



最終更新日時 : 2017-09-09 17:51:37  

他人様ひとさまtweetsで毎度失礼。

ただ、今回は他人様の褌に便乗してどうこうという話を書こうというわけではない。Duck and Cover[ググる!]式の対応は批判的に捉えられるべきものだという点はすでに2度エントリにした。「滑稽な行動」といえばまったくその通りかもしれないとも思う。でも、この2つのエントリが伝えているとする事実には不自然なところがあるように思える。そういうあたりが今回の主題だ。

まず、登場する写真、なんだかおかしくないだろうか。29日早朝*1、アラートから4分ではなくミサイル発射からたった4分、特定の建築物にヒトビトが老いも若きもそれなりの数、集合しDuck and Coverのポーズを整然ととれるものだろうか。

また、New York Timesが報道記事で「滑稽」だなどとして他国民の行動を評するだろうか。引用や論評記事ならひょっとすると……という気がしないでもないが、ただの報道記事であるならそれはないんぢゃないかなぁ、ってなあたりも気になってくる。

さらに自分にとっては決定的だったのだけれど、この写真、北朝鮮のミサイル騒ぎとは別の折に同じようなヤツを見たような記憶がある。石川県輪島市で行われた、北朝鮮ミサイルに備えての演習の模様だ*2。で、テケトーにググって行き着いたのが、ミサイル発射の翌日、8月30日の報道「ミサイル飛来想定 住民が避難訓練 輪島市」(日テレNEWS24)hatebu

これ。このお三方は、「避難訓練:ミサイル想定、県内初 住民ら283人が参加 輪島 /石川」(毎日新聞)hatebuの写真、「石川・輪島市で“北ミサイル発射”避難訓練」(TBS NEWS)hatebuのヴィデオにもご登場。さらに、「JJオモロイ on Twitter: "これの2枚目のやつかも。ミサイル発射の翌日(30日)に輪島市で実施された避難訓練。 https://t.co/kdypArqJ6x https://t.co/wlI9wHV6Vz"」hatebu、というわけで、「弾道ミサイル発射想定の避難訓練 石川 輪島」(NHKニュース)hatebuにある写真も、おそらくは同じ場所同じ建物内で撮られたものみたいに見える。こうなってくると、件の写真はミサイルが発射された4分後ではなく、一日後のものぢゃないかと思えてくる。もちろん、理屈としてはミサイルが飛んだ日の写真を翌日のものとして日本の「マスゴミども」が使っている可能性はないでもないのかもしれないけれど、まず「4分後」のほうを疑わしいと見るのが穏当な見方だろう。

つまり、件の写真は、たぶん北朝鮮のミサイル発射4分後ではなく1日後のもの。もしNYTが件の写真を本当に4分後日本人がとった滑稽な行動として報じていたのなら、それはチョンボ、fake news ということになるんぢゃないか。


そこで、Googleの画像検索を使って、写真が本当にNYTに掲載されているものかを調べてみると、「North Korea, Texas, Japan: Your Wednesday Briefing」(The New York Times)hatebuに行き当たる。「水曜日のブリーフィング」のトップに件の写真はたしかに掲載されている。ただし、写真にはキャプションらしいキャプションはない。「Jiji Press/Agence France-Presse — Getty Images」と、写真の出処が付されているだけだ。おまけに、記事末尾に《Above, an evacuation drill in Wajima, Japan, on Wednesday.》とある。うっかりすると日本時間の水曜日、つまり29日だと勘違いしそうだが、日本時間だと30日木曜日なんぢゃないか。だからこそ《evacuation drill in Wajima(輪島での避難訓練)》ということになる。つまり、NYTはこの写真を4分後のものと説明しているわけではない。さらに本文を読んでみると、写真に写された行動を「日本国民のとった滑稽な行動」だとする表現が見当たらない。このへんは僕の英語力が足りなくて見落としている可能性だってあるけれど\(^o^)/、とりあえずそのことには知らぬフリをするとして、では冒頭に掲げた tweet中の文言はどこから湧いてきたのか。

さらにググって行き着くのが「ニューヨークタイムズが日本のイカレタ風景を報道。「(彼らにふさわしく)『平和憲法』を再考するか」」(のんきに介護)hatebuと、この記事を転載した★阿修羅♪hatebu。これを読むと、あぁ、なるほどそういうことかぁ、となる。

ミサイル発射4分後、日本国民が取った、
滑稽な
行動につき、
ニューヨークタイムズが報じた
画像を紹介する。

記事冒頭からの引用だ。この部分の「ミサイル発射4分後、日本国民が取った、滑稽な行動」という言葉はこれより以前には遡れないみたいだ。この部分は「のんきに介護」の書き手さんの解釈であって、NYT記事からの引用ではないと読める。写真の後に続く文言も書き手さんの解釈が主体になっていてNYT記事からの直接の引用は一箇所のみだ。しかもその一箇所も

「And Japanese citizens, some of whom received a beeping alert on their cellphones just four minutes after the projectile was fired, may be rethinking support for their pacifist Constitution.(発射4分後、携帯電話で警告音を鳴らした日本人は、彼らの平和憲法の支持を再考するかもしれない。)」

とあるだけで、写真の行動について語るものにはなっていない。というか発射4分後、日本で起こったのは「行動」ぢゃなくて、警告音が響いたということ。細かいところで煩いかもしれないけれど、このへんは見落とせない。

ついでに、ここで写真の転載元とされている

には、ご覧の通り、写真がどのようにNYTに捉えられたかについての言及はない。こちらは「のんきに介護」とは異なり、NYTの捉え方を「大きなお世話だ」と難じている。

とすると、ここからは僕の想像になるのだけれど、冒頭に掲げた tweetの書き手さんがおそらく「のんきに介護」もしくは★阿修羅♪の記事を目にし、記事冒頭の文言をNYTの記事中の言葉だと受け止めてしまったということなんぢゃないだろうか。

というわけで、NYTの記事がミサイル発射一日後の写真を4分後のものとして掲載したわけでもなければ、冒頭の tweetsがNYTの記事内容を意図的に捏造した*3わけでもなかった、ええとどうまとめますかね、「のんきに介護」の書き手さんのいくらか性急で熱の籠もった文章に対する勘違いから、いろいろゴチャゴチャしちゃったというある種の伝言ゲーム的な事態が起こっていたというふうになりますかね。

まぁ、僕自身仕出かしかねない勘違いの類だから、あんまりヒトを責める気分にはなれないけれど、ヒトが神経質になる話題を扱うときには少々普段よりはソースに気をつけるってあたり、教訓としておきますかね。


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本エントリとはそんなには関係ないですけれど。



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