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10代の少年くん、友人たちと謀って、アートギャラリーの床に眼鏡を置いてみたらば、客たちがそいつを作品の類と勘違いして写真を撮ったり眼鏡を覗きこんだり……というお話。

ずいぶんバズって、

と、アチラコチラで取り上げられるに至っている。詳細はそちらへ(というほどの詳細もないみたい。全然読んでないのだけれど\(^o^)/)。

くだらないと云えばくだらない悪戯。「引っかかった」客を朴念仁の俗物として嘲笑うという趣味の悪い向きも出て来そうなアレだけれど、今さらのレディーメイドの車輪再発明と見られない訳でもないから面倒臭い。twitterでの反応を延々辿ってみると、この話題になにがしかの滑稽を感じ取っているというあたりが主流派の感想というところになっているというところか。所謂「現代芸術」の胡散臭さをそこに嗅ぎとっているのか、ゲージツ愛好家の頓珍漢なスノビズムを嘲笑っているのか、twitterでの反応をあれこれ辿ってみると、要するにゲンダイゲージツの「訳の分からなさ」界隈を周遊しているようだ。さもなければ、これも一つのゲージツ行為みたいなものだと感心してみせるというところ。そこいらへん、この手の話の定番メニューに律儀な議論だと申し上げておけば済んでしまうかなぁ。

そういう、いつの間にか肝心のブツのサイズ形状がどこかへ揮発してしまったような話は、個人的にはどうでもよろしい。ポンときれいな床に、ほどほどのサイズの、どういう具合にしてだか適切な形状を持つモノが置いてあるというのは、別にギャラリーだろうが体育館であろうが眼鏡屋であろうが、はたまた眼鏡その他のカタログ写真の中のイメージであったとしても、それだけで何かヒトの心を動かす力があると感じさせるところが、何となく気にかかる。そういう反応だって紋切型の感想の一つではあるのだろうけれど。

道具的連関から外れたところで、シラジラと押しつけがましく迫り出してくるブツの魅惑。そのへん、もちっとテキトーな言葉で書けんもんか。うー。


なぜ、これがアートなの?
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原副題の「A Guide for the Bewildered」というあたりがいい。

「作品にとって重要なのは、作者の意図がいかに表現されているのではなく、結果的にどれほど鑑賞者の意図を引き出せるかということ」というのは当然鑑賞者の恣意を過大に評価することになりやしないかという批判があるんだろうなぁ。でも、そういう見方によるなら「作品」でないものであっても、作品として捉え直すことができるかもしれない。そう眺めるコンテキストを作り出すことこそが重要ということになってきやしないかしら。でもまぁ、そういう「コンテキスト」ってなんじゃらほい。




最終更新日時 : 2016-05-26 03:11:42  

Sarah Jarosz はてなブックマーク - Sarah Jaroszの新曲。YouTubeのオフィシャル・チャンネル はてなブックマーク - Sarah Jarosz - YouTubeで24日*1公開された。『Build Me Up from Bones』 はてなブックマーク - Build Me Up from Bones - Wikipedia, the free encyclopedia*2に続く4枚目、6月17日リリースのアルバム『Undercurrent』から。

歌のサイズに合ったアレンジが、相変わらずいい。

新譜に限らず、情報はSarah Jarosz (@sarahjarosz) | Twitter はてなブックマーク - Sarah Jarosz (@sarahjarosz) | Twitterが早いみたい。「Sarah Jarosz」(Wikipedia) はてなブックマーク - Sarah Jarosz - Wikipedia, the free encyclopediaを見ていると、まだ日本語版には項目がないみたいだけれど、そろそろどなたか書いて下さらないものかしら。


Undercurrent
Undercurrent
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Sarah Jarosz
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  • 注1 誕生日の翌日なのですね。まだ25歳なのかぁ。大したもんだな。
  • 注2 リンク先はWikipedia。


最終更新日時 : 2016-05-25 09:07:11  
20150908170726

twitterでの某さんとの会話から思い出した拙作。中学時代美術の授業で描かされたヤツ。どういうマグレなのだか、実際のプログラムに採用されちゃったのだった。横線部分と「体育祭」のレタリング、途中でていねいに描く気力が失せて、ついついテケトーにデッチ上げてしまったことはよく覚えている\(^o^)/。無精で雑な性格は昔から変わっていないのですね。いやはや。

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しかし、今さらな話ではあるのだけれど、右のヤツを見たときには、ちびっとヤラれたかな、と思ったのだった。現実的に似ているかどうかといえば、さほど似てもいないのだけれど、アイディア的には近しいものがある、くらいのことは云えるんぢゃないかしら。そうでもないかしら\(^o^)/


とはいえ、自分のアイディアも、実のところ小学生時代に見た大阪万国博覧会テーマ館の岡本太郎による「青春の塔[ググる!]」に想を得たヤツなのだけれど。「太陽の塔」やテーマ館の出口に当たっていた「母の塔」と比べると、記憶にとどめてらっしゃる方は少ないようだけれど、造形的にはなかなかどうして、「太陽の塔」にだっておさおさ負けてはいない、なんちゅうかオブジェのバーベキューみたいなヤツだったんだなぁ。そのバーベキューのミの一つとしてあったヒト型オブジェを少々変形して走らせてみたというところ。ググってもいい写真は出て来ないし、フィギュアの類もゲンブツのバランスやスケール感を再現出来ているものが全然ないみたい。残念無念。

その後いくつか登場することになる、跳躍するヒト型のオリンピックのロゴだかなんだかは、シドニー大会あたりが始祖って感じがする*1。2020年の東京大会のロゴ候補だった風神雷神のだって、そういうヤツの系譜に属すると見たって良さそうぢゃないか。で、そういうヤツの大元が自分のデザインした中学校の体育祭プログラム表紙だったりすると他人様にとってはさておき、自分的にはオモシロイんだがなぁ、とありそうもない妄想に耽ったりするわけですね、他にしなきゃいけないアレヤコレヤが山積していたりするとぉ\(^o^)/


海洋堂の仕事なら間違いはないということではあろうけれど、うーん、頭に残っている造形のバランスはまったく再現できていないように見えてしまう。こちらの記憶のほうを疑うべきなんだろうけれど*2、うーん、蟠るなぁ。

というとこいらへんはさておき、片方の足がルーズソックス状になっているヒト型オブジェがあるのは、おわかりいただけますかしら。


しかしまぁ、こういうネタ、完全に時宜を逸してますね。いやはや。


  • 注1 ちゃんと確認していないので信用しないこと。
  • 注2 というか、小学生の身長、仰角でしか眺めていなかったってのがデカいんだろうとも思うのだけれど。

最終更新日時 : 2016-05-24 19:21:12  

これ、いったいどうやって使うものなのだろう? 売り物になるくらいなのだから、もちっと使い方がパッと直観的にわかるデザインであって良さそうなもんなんだがなぁ。もう少し引いたところこから眺めれば、見当くらいつくんだろうか。うーん。

20160524101626

Model from 1870*1

というわけでググって見ると(cf. Hansen Writing Ball[ググる!])、まぁわからないでもないかぁ。いやいや、これはこれでやっぱりわからないぞ。印字メカはとりあえず想像できるとして、インクの供給はどうなっているんだ。ウィキpなど見ていると、その後、多少はポータブルなマシンへとデザインは変化を遂げていくのだけれど、やっぱりインク供給のメカがパッと見ではわからない。

とはいえ、どうもこのライティング・ボール、欧米でそれなりの成功を収めたらしい。後継機種ではあるけれど、「Friedrich Nietzsche's typewriter」(The International Rasmus Malling-Hansen Society) はてなブックマーク - The International Rasmus Malling-Hansen Society: Friedrich Nietzsche's typewriter ----free download----ってな具合で、ニーチェ先生もご愛用とか何とかなのだそうな。

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A sample from a letter written by Rasmus Malling-Hansen*2

謎なのは文書の見た目の若干の美しさのためにだけ、こういうマシンは求められるものなのだろうかというあたり。右の写真など見ると、Hansenのライティング・ボールは大文字しか印字できなかったみたいぢゃないか。そのくせ、上のマシンの全体図を見ると、ちょっとした手紙を書くって程度の用途にならば、扱い具合、面倒臭いにもほどがあるってふうに見える。1870年代半ばあたりに登場する Remington のタイプライタだって大仰なシロモノには違いないのだけれど、書く手間に関しては、その後のタイプライタにかなり肉薄したというかほとんど変わりのないものになっていたはず。

それなりの需要を喚起するような何か、公式文書にまつわる制度の変更とか、そんなものでもあったのかなぁ。ちょいと気になるけれど、調べるとしても手許のアレコレがひと段落ついてからだな、なんだかなかなかつきそうな気配が見えて来ないんだけれど\(^o^)/


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コンピュータ登場以前の書くためのマシンについても若干の言及があったはず。ハイデガーがタイプライタの使える秘書を酷使した話とか^^;。ひょっとしてニーチェ先生についても触れていたかしら。



最終更新日時 : 2016-05-19 19:42:42  

「Wristband」 はてなブックマーク - 別冊 日々の与太 » 本日のポール・サイモン/Paul Simon - Wristband「Cool Papa Bell」 はてなブックマーク - 別冊 日々の与太 » 本日のポール・サイモン/Paul Simon - Cool Papa Bellに続く、新譜からの第3弾の公開。ちょっぴりバッハが顔を出していたりして、なかなかチャーミング。「Wristband」と同じくリズムにClap! Clap!が参加している*1。これまたいい感じぢゃないか。こうなると、あと1曲、Clap! Clap!参加の「Street Angel」が気になるところだけれど、さすがにそこまでは公開してくれないかな。


Paul Simonは、1941年10月13日生まれだから、現在74歳。それだけの歳になっても、いつも成功しているというわけではないにしても、新しい試みに打って出るというあたり、誰もが感じ入っているからなのかどうか、ニューヨーク・タイムズに「Paul Simon’s Ambition, and Inspiration, Never Gets Old」(The New York Times) はてなブックマーク - Paul Simon’s Ambition, and Inspiration, Never Gets Old - The New York Timesなんちゅう記事が出ている。まだちゃんと読んでいないのだけれど\(^o^)/

At 74, Mr. Simon could be comfortably retired, savoring the continuing popularity of his older songs like “America,” which he donated to ads for the Bernie Sanders campaign, or “The Sound of Silence,” which became a hit last year for the hard-rock band Disturbed. Or he could stay on the road performing his oldies just the way his original baby-boomer fans remember them (though he recently said any reunion with Mr. Garfunkel is “out of the question”). He could also keep trying to write new songs in the style of those oldies.

というとこいらへん、そうだよなぁ、やっぱり大したもんだよなぁと思っちゃうなぁ。爺さんよぉやるなぁ。


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